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ハピーゴーラッキー

 海門のHDDに致命的な欠陥があることで話題になっている。
 丁度先月、安くなってきた1.5TB HDDを買おうかどうか悩んでいたことを思い出した。その時はネット海門の1.5TB HDDで妙に信頼性に関する不安の声が多く見受けられたのと、表記と実容量の差に大きなものがあるため、そこまで差が大きいなら多少容量は少なくなろうがこれまで通り信頼性で日立の1TBで十分だろうという結論に至った。
 それから半月、どうもあの時感じた不安感は的中したらしくお祭り騒ぎのお通夜になっている。とはいえHDDなんていくら評判のいいメーカーのどの製品でも、いつ壊れるか分からない時限爆弾のようなものだしある程度覚悟はしておいて損はない。不安ならRaidすればいい話だが、例えば浸水などでまとめて機材が消し飛ぶ可能性とか悪いほうへ考え始めるとキリがないので、やはりそうやって悩むだけ無駄なのかもしれない。

引用感想文

DivXが米国時間3月11日、動画共有サイト「Stage6」を売却せずに閉鎖する決断を下した
理由を明らかにした。DivXの最高財務責任者(CFO)Dan Halvorson氏は、会計年度第4四半期の決算を報告した電話会議の席上で、幹部たちがStage6の閉鎖を決めるに至った理由の1つに「著作権侵害訴訟の可能性」があったと発言した。インターネットビデオ技術を提供するDivXの資料によると、Stage6が閉鎖する数週間前に、多額の賠償を求められる著作権侵害訴訟を防ぐ取り組みが頓挫している。もっとも、Halvorson氏が閉鎖の理由をあえて説明したのは、MySpaceの共同創設者であるBrad Greenspan氏から疑問を投げかけられたからだ。オンラインエンターテインメントネットワークLiveUniverseを運営するHalvorson氏は2月にStage6の買収を試みたが、DivXに買収案をはねつけられたことを受け、DivXとの間にあった経緯を明らかにした。
Greenspan氏は声明で、DivXの幹部たちはStage6を売却せずに閉鎖する選択をすることで株主の利益をないがしろにしていることを示唆した。「DivXは最悪の事態を避けることはできたはずだ。Universal Musicはコンテンツを3000万ドルでライセンス提供するチャンスを与えたのに、これも却下されてしまった」とGreenspan氏の声明には書かれている。この議論からは、ビデオ共有サイトがはらむ財政および法制上のリスクが浮かび上がってくる。
Googleの資金で支えられているYouTubeなら、エンターテインメント業界の大手企業から訴えられても応戦できるだろうが、他社はそうはゆかないのである。DivXの問題が始まった経緯はこうだ。2007年秋、四大レーベルの中でも最大手のUniversalMusic Groupが、Stage6上の著作権侵害コンテンツについて苦言を呈した。Universal Music
からの訴訟を阻止しようと、DivXは先に訴訟に打って出た。DivXは2007年9月、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act:DMCA)の下では、Stage6がユーザーによる違法な行動の責任を負う必要はないとする裁定を得ようと、Universal Musicを提訴した。しかし、この策略はうまくゆかなかった。裁判所の資料によると、Stage6が閉鎖する3週間前の2月5日、連邦地方判事Judge Dana Sabraw氏はDivXのUniversalに対する訴えを棄却(PDFファイル)した(棄却については、ブロガーのDavis Freeberg氏が最初に報じている)。案の定、DivXがUniversal Musicを提訴したその1カ後、Universal MusicがDivXを訴えた。この著作権侵害訴訟は今も続いている。
DivXがサイトの閉鎖を避けられたかもしれないチャンスが1つだけあった。Universal MusicはDivXに対し、コンテンツを3000万ドルで提供すると申し出た。しかし、この申し出は却下されてしまった。法的な問題以外に、Stage6の運営に「大きくのしかかるコスト」も、閉鎖の一因になったとDivXは述べる。Halvorson氏は電話会議で「以前示したStage6運営コストは的中した。Stage6へのトラフィックのおかげで売り上げをたてることはできたが…サイトの運営を継続するとなると、大きな財務投資が必要になる」と述べた。

 これを読む限りいずれニコニコ動画も同じ運命を辿ることなるんだろうなぁ。現状、ドワンゴは著作権侵害の強いコンテンツを極力分かりやすく見やすい位置に置かないよう努力したり、違法コンテンツ一斉削除で対処しているけれどこの手の問題はイタチゴッコに陥りやすいので素直に解決できそうに思えない。安定した動画配信のための巨大サーバー運営に必要な資金確保にしても結局トラフィックと広告収入で得たお金も大半が維持費に必要になる上に厳密に法が適用されてしまうと、どう考えても現在の情勢では違法コンテンツを野放しにしている動画サイト運営側にも損害賠償がいくから±0で分が悪い。
 著作権問題と言えばP2P関連もそう。近年、色々言われているけれどP2P自体は悪い技術じゃあない。実際、Stage6の閉鎖に伴ってP2PベースのVeohに人気が集まり始めているし、一企業に頼らない集合知・マンパワーでシステムを構築するっていうのは将来的にメリットが大きいと思う。問題なのは各書店で当然のように棚に並んでいるP2Pを広める類の雑誌だったり、違法動画をアップロードする人だったり、またそれを仕事用PCとプライベート用PCとで切り離して運用できない、PCについて危機管理の自己判断もできないPCの素人による個人情報流出だったりするわけで、また一部のプロバイダーも昔は「ADSL定額使い放題で好きなだけファイルがダウンロードできる」なんて宣伝もしてたりした時代もあったわけで、結局誰が悪いというより技術の進歩に人間自身の内面の進歩が追いつかなかったというだけのことなのかもしれない。
 P2Pも締め出し法案の審議が進んでいるし、どうなるんだろうなあ。ダウソ廃人なんかは子鯖に篭るかオフ会でHDD交換の時代に戻るんだろうか。まぁ、現在のダウソ廃人はもう落としたくて落としているというより何か落としてないと夜寝れないっていう依存症に近い人間だから、強制的にP2P廃止されたら逆に真人間に戻れると喜ぶかもしれないがな。あー、ところで近年P2Pでのトラフィック増加にプロバイダーが耐えられなくなり、インターネット回線の追加徴収も視野に入れているそうで、全く通常ユーザーとしては隣の家の火事に巻き込まれたという感じです。ただP2Pを使わなくても動画サイトをヘビーに利用している場合そこでもかなりの回線負荷が掛かっているため、ネットで動画を見ることが増えてきた一般ユーザーの回線使用量が底上げされたこともあってP2P関連の利用者以外でもいずれにせよ長期的には回線が追いつかなくなるのは必須らしくて、確か先月から光回線は総量規制が始まりました。2年前くらいについに光回線を導入したと喜んで報告してきた私の両親が不憫でなりません。そのままADSLなら規制もなく余計な工事費用も掛からなかったというのに…。

メモリー底値反発開始?

メモリ最安値情報
PC2-6400(DDR2-800) DDR2 SDRAM DIMM
2GB 3480
1GB 1858
 これ以上値下がりしそうにないし、ここで2GB x 2環境買っとくのが無難そうだ。今後、反発でどれくらい値上がり、どの程度の期間それが続くか、予想できないからなあ。ただ4GBメモリーが必要になるOSを買うことになる頃にはDDR3 or DDR4が主流になると思うと、やっぱり買っても無意味な気もするし、マザーの問題も出てくるしで現状VISTAさんが不評で次期64Bit OSが出るかVISTAさんがSPで化けるかどうにかしてくれないと無用の長物にも感じる。どうしたもんか。

FPSの落ちるFrapsか、フラッシュするキャプチャーカードか

 TVキャプチャーカードとVGAをS端子で繋いで、上手く動画は映せるのだけれど、なぜだか知らないが試しにWMEで録画した動画にポケモンフラッシュが入る問題が発生して、そこから先に進めていません。PeercastやWMEに関連するWikiや各掲示板等を見て同様の症状がないか検索してみましたが、どうも発生は確認されているものの具体的な症状の改善策は見つかってないらしく、手の打ちようがありません。
 録画した動画をコンマ単位で見ると、どうもWarcraft3のTOPに表示されている氷山や、マップ上の地面を表す座標が黒くフラッシュしている関係からDirectか何かの描写に関する不具合だと思うのですが、Direct X関係だとするとまたOS入れ直しをしなければいけないのかなぁと憂慮してしまう。デスクトップを映す分には全く問題ないので、やはりVGAか、もしくはWarcraft3が重たくて過剰な負荷が掛かっているのか。それでもWarcraft3って軽い部類のゲームだからほとんど問題にならないと思うのだけれど、もしかしたらウィンドウモードにすれば万事解決!なんてことになるかもしれない。ただ、RTSやFPSってウィンドウモードでやるべきゲームだとは思えないんだよなあ…。
 とりあえず、WMEの線は諦めて次はふぬああで起動確認をしてみることにする。

ハードウェアで動画

 TVキャプチャーカードを購入した。
 Frapsは操作性やそのお手軽さで便利なんだけれど、DirectXを使っていない場合やFPS、RTSというラグがゲームに与える影響が大きい場合、どうしても使い勝手が悪くなってしまう。そういうわけで価格.comで安いキャプチャーカードを購入して、とりあえずどれくらいの負荷で使えるか試してみようと思う。
 あとついでにせっかくなんだからPeercastも試してみようかしらと考え中。うちの場合、アップ回線が少し細いような気がするのがネックだけれど、最近出来た配信用のLivetubeというコンテンツが実験材料としてよさそう。まだ従来のPeercastほど普及していないので、使い方などのQ&Aが調べてもわかりにくいという問題点はあるけれど、実況配信された動画が暫くの間(この点もいつまで保存できるのかよくわからない)はサーバーに保存され、実況兼動画保管庫という意味でも実用性は高い。しいて挙げるならシステム面でコメントとの連携が取れてないので、その辺もう少しシステムを煮詰めればかなり良い道具となり得る可能性があると思う。