「RPG」カテゴリーアーカイブ

The Elder Scrolls V:Skyrim

 公開されたSS見ると本当に綺麗。実際にはこんなデモンストレーションより数段落ちるんだろうけど、相変わらず雰囲気が上手く表現されてて遊びたくなる。唯一の懸念はそのストーリーだろう。

 前作Oblivionは美形Modやバランス・システム改善系Modが流行り出す前に、一通り遊んで飽きてしまった。PC版がリリースしてせいぜい一、二ヶ月くらいだったか。Modが充実する前だったので、猫も杓子も魔法に加えて脳筋重戦士の突撃プレイがお手軽すぎた。戦闘はシリーズを追うごとに、私好みの方向に進んでいるのでSkyrimはもっと快適になるだろうと期待している。当面の懸念はやっぱりOblivionで言えばゲート回りの作業。初めてヘルゲートを通って暗黒世界に足を踏み入れたときは、さながら十字軍を思い起こすほどワクワクしたし、敵の親玉を倒し、無事元の世界に帰還できたときは達成感も一入だったけど、その後巻き起こる世界各地のヘルゲート騒動はメインクエストを放棄してサブクエストとダンジョン探索へプレイヤーを誘うのに十分な仕打ちだった。今回は復活したドラゴンがメインストーリーと聞いたので、どうかドラゴン祭りみたいな事態に陥らないことを祈っている。

Mount & Blade Warband

 楽しい貿易商生活。

 スワディアを中心に各地の主要都市に工房を設け、東へ香辛料を売りに行き、南へ鉄を輸入してくる商人プレイが板についてきた。そんな折にどこで私の名前を聞きつけたのか知らないが、スワディアの王様から直々に召抱える書状が届いたのでわざわざ足を運んでみたら、小学生の朗読みたいなことをさせられたので、思いっきり断ってやったら激怒してた。王なのに煽り耐性がなさすぎる…。王様はウザイけど、交易はガッポガッポ儲かるので、そのまま一ヶ月ほど交易生活を続けていたら、みるみるスワディア王国の領地が減っていってそろそろ本当に滅亡するんじゃないかという瀬戸際になっていた。胸がスッキリした。

Mount & Blade Warband

 エイミューン?アムーン?違う、アムネだ!

 ここ最近はどっぷりカルラディア漬けになっている。特に予備知識もなく、ダウンロード&インストール。レッツゴー十字軍!ってノリで始めた。とりあえず全身プレート鎧を着込んで、両手剣を握るか、鎖帷子にメイスなんてかっこいいよなと思いながらも、商人の一族で商いをしていたが恋人が殺されたので復讐のため立ち上がった男というロールプレイ設定で始めた。…はずだった。

 なんでこんなキャラになってんの?

 やけに正義感溢れてないか俺。そりゃちょっとは見栄張って、クエスト後の報酬を差し出されたとき、「私はお金のために人助けをしているわけではないのです(キリッ」って台詞吐いたことあるけどさ。ああ。当初は英語版のままで遊んでましたが、テキストが多いので面倒くさくなって日本語化を導入しました。意地張って英語版で遊ぶよりずっと楽。特にこういうゲームの場合は。

 さて、特に情報も仕入れずに、あっちにブラブラ、こっちへフラフラと蝙蝠生活をしていたら、軍資金が見る見る減っていきます。しかし現実では腹が減っては戦はできぬと言いましょうか。いつの間にか20人規模の盗賊狩り専門部隊として動いている都合、野戦で死んでいく兵士の補充に必要な費用や、日々の食事代、彼らの給料でウチの台所は火の車。ついにこれ以上収入がないと部隊の維持が出来ないという段階に至り、ようやく何らかの対策を講じなければならないことに気づきました。ストーリーなんて存在しないゲームなので、破産しようが部隊が解散しようが問題ないと言えば問題ないのですが、やはり当初の目的である重装備くらいは身に着けたいと思います。というわけで一度ブラウザに戻って、”Mount & Blade”で検索。Wiki発見。とりあえずFAQ等を読んで金銭問題は解決できそうな知識を手に入れた。次に各国情勢を読むと、どうやらかなり勘違いをしていたらしい。私の生れ落ちたKhergit Khanate(カーギット・ハン国)は馬主体のモンゴル型民族だ。よってこのままこの国に骨を埋めた場合、私の望んだ重装備歩兵部隊なんていうのは実現できそうにない。

 全面的に方針転換を迫られた私は、一路例の鉄の交易で一財産こしらえようと(いずれにせよもう部隊維持が困難な財政状況だったので)、Kingdom of Swadia(スワディア王国)へと向かった。当初は盗賊団のねぐらの近辺を通らないといけないので、20名程度の部隊では危険度も高かった鉄交易ルートも、徐々に持ち直してきた懐事情を生かして、部隊メンバーの拡充を図りながら、最終的に周辺城主から引き受けた盗賊団のアジトの殲滅クエストで徹底的に叩いたおかげで、安心、安全な交易ルートとして確立されていった。さらに、交易のついでに立ち寄った都市で行われていた闘技トーナメントにも参戦して、私個人のレベルや武器スキルも上げていく過程で、自然と知名度は上がっていき、知名度が上がったおかげで都市の土地を買うことができるようになった。そこで自分の工房を作り、職人を雇って収益の一部を私の懐に入れるようになる段階になると、部隊維持費は大半がそこの収益とプラマイ計算で収入のほうが上回るようになった。こうして無一文から始まった私のカルラディア生活は、まさに昇り龍。いくつか鉄板エピソードが足りないが、大筋のストーリーは完璧なサクセス……

 …あれ?十字軍どこいった?