「RPG」カテゴリーアーカイブ

Vampire The Masquerade Bloodlines

15年くらい前に5ドルで購入してずっと放置していたゲームだったんだけど、ヤバイくらい傑作だった。
何と言うか初めてThe Elder Scrollをやった時のような感動に今打ち震えている。
ちょっと言葉にならない。思わず後先考えずにレビューを書きまくった。

ゲームシステムはかなり古いためグラフィックはローポリ。フィールドはとても狭く、必要最低限の箱庭だけ用意しましたっていう節約志向なんで、オープンワールドの街を想像して遊びだすと、入れそうで入れない、進めそうで進めない場所が多くてメッチャ狭いな!って思う。ただ出入り自由なところにある人や物は全て調べたり話しかけたりできるので、そういうところを一つ一つ調べてクエストのトリガーを発動させるというゲーム。昔のゲームだからクエストマーカーやNPCマーカーなんて何もない。自発的に探せない人はメインクエストと同じ導線上にあるいくつかのサブクエストを消化したらストレートに物語が最後まで進んでしまい楽しい部分を半分くらいしか体験できないようになっている。

Dishonored並みにステルスと潜入の自由度が高いし、クエストの目的達成までの手法が大体複数あるのがGOODだ。ただ終盤のイベントボス戦ではかなり戦闘力が求められるのでRanged Combatでレベル8は欲しい。Sneakはレベル5あれば十分。あとはSeducationとPersuationを目一杯。Lockpickは最後のダンジョンで物資補充が楽になるのでbuff込みでレベル10に出来るようにはしておきたい。Hackingは最低でもレベル5は欲しい。HaggleとIntimidateは正直ゼロでもいいくらい要らない。

困ったらコンソール開いてチートコマンドは遠慮なく使っていけ。しょっちゅう壁にスタックしたり訳分からんバグが発生するんでコマンドは覚えておくことといい。戦闘は早々困ることはないと思うんだけどMING XIAOとかはスタッツが足りてないと厳しくなるんで(特に戦闘貧弱系クラン)、もうそういう事態になったらGODモード使うのも已む無しでいいんじゃないかなと思うよ。ぶっちゃけ敵の強さについてはバランス糞悪いと思う。

Dragon’s Dogma Dark Arisenプレイ日記12

Dark Arisen攻略開始

二周目が開始して、そういえば黒呪島を完全に放置していたのを思い出したので本編そっちのけでダンジョン攻略に取り掛かる。最初はエヴァーフォールみたいな形式なのを期待して遊びだしたんだけど何か微妙に仕様が異なるっぽい。どこに何が配置されているかについては、大体エヴァーフォールと同じで固定化されているけど雑魚戦が多くて困る。俺がやりたいのはエヴァーフォールみたいな大型Mobやボスモンスターだけのアリーナゲームなんだ。

あ、つまり俺、今モンハンやりたくなってるんだな

ということに気付いてしまった。余計な道中とか宝箱探索とかほどほどに、とにかく大物とのバトルをやらせてくれぇ、と。

それでも根気強く階層を更新していったらようやくゲイザーの大型版の敵が出てきて楽しく遊べた。
なお途中の超大型サイクロプスは手におえなかった為やむなく放置。多分レベルが足りなさすぎる。

ただ、ここ一か月近くに渡ってこのゲームをずーっとやっていたためボスのアイボールを倒したところでかなり満足したのとそろそろ飽きてきたのでゲーム終了。
一応本編のエンディングは見たし、エンドコンテンツの黒呪島はこんな感じで結局途中までしかやらなかったのだけど個人的にはもう大満足でお腹一杯です。
ちょっと暫くはRPGはお休みかなぁ。

Dragon’s Dogma Dark Arisenプレイ日記11

【クエスト】選びとるもの

竜の鼓動の規定納品数を大幅に超える35個も貯まっていい加減邪魔になってきたのでクエストを終わらせたらすぐさま次のイベントが開始した。
ここからは主人公だけ。もうほとんど最終盤なのかな。ほとんどが会話イベントでNPCをちょっと攻撃したらイベントが進んで、会話パートがしばらく続いて、またイベント戦闘で数回殴って消化試合のようなクエストが続いた。これ面倒くさいしダルいな。早く終わらないかなぁ、とずっと思いながら淡々とイベントを進めていく。
エヴァーフォールでの何度も戦えるボス戦はかなり楽しかった。レッドドラゴンとの闘い、そしてエヴァーフォールが山場だったらしい。

シナリオの傾向はジャンルで言えばセカイ系ってやつなんだろうか。主人公と関わった大事な人たちが先に進むな、自分たちを置いていくな、お前はお前の信じる道を行けとゴチャゴチャ言ってくる。
このゲーム結構ナラティブな進行するけど主人公が一切喋らないし意思表示しないもんだからその辺の違和感が酷い。こういうところJRPGの形式だよなぁ。もうちょっと台詞用意しとけよと。

このシステムって要するに誰かが神様の椅子に座り続けないといけないんでしょ。何千年、何万年でも。何の罰ゲームだよそれ。
前・界王さまはとっとと満願成就して消滅していった。っていうか自分が死ぬために手抜きした疑惑すらある。
なんかこの話聞いていると映画のマトリックスを思い出した。
このゲームの話ってあれにインスパイアされてない?

ゲームの都合上、やむを得ず界王の座を押し付けられたんだけど1分でもう辞めたくなった。
だってもう地上の人たちと会話できないしアイテム類の操作できないし街の外に出られなくてバトルでレベル上げも出来なくなってしまった。
えええぇぇぇ…。
どうやって先に進めるのかと思ったらインベントリのリディルが使えるっぽいので自分に使ったら自殺して笑った。
あ、そうやって逃げればいいんだ。

そして地上に落とされた主人公がポーンと一体化して再誕を果たしてエンディング。
なるほど。この始まりから終わりまでの一連のシナリオ自体が【クエスト】ポーンの夢のアップスケール版ということなのか。

Dragon’s Dogma Dark Arisenプレイ日記10

【クエスト】虚しき凱旋

カサディスから一歩外へ出ると世界が一変していた。ドラゴン消滅の影響で何がどうなってこんなことになったのか分からないけど、旅立ちの漁村のすぐ隣の浜辺に新種キマイラがおる…。
街道を塞ぐのは新種のゴブリン、野生の狼は口から火を吐くヘルハウンドに早変わり。
こんなのもう漁民はおろかそこらの旅人はまともに外を歩き回れないだろ。この世界どうなってんだ。

領都へ至る峠道にもキマイラやゴーレムが現れだして領都へ行くだけでも大変。ようやく峠を抜けて平野に差し掛かったら上空から新しいドラゴンが襲来。フィールドで出会うドラゴンと言えば眩み砦の南部の林に一匹いただけだったが、今からは所構わず上空からのドラゴン襲来を警戒しないといけないようだ。

領都に入るとここも景色が一変。
なんということでしょう。憩いの場であり露天商が軒を連ねる噴水広場は断絶すると共に底の見えない大穴に吞まれてしまっていました。別の意味で劇的ビフォーアフターだよこれ。
とりあえず宿屋が使えなくなったのが痛い。アイテムの出し入れができないんだけどこれからどこで所持品の整理すればいいんだろうか。

街中を駆け回って、とりあえず領王エドマンにドラゴン討伐の報告をするよう促されたため通用口経由で領城へ行くと執務室で老化したエドマンが襲い掛かってきた。完全に逆恨みだけど王様殺しはまずい気がするんでファイアガードを張ってエドマンの攻撃を防御していたら勝手に反射ダメージで倒してしまった。
どう考えてもエドマンのほうが悪いし、今回自分から攻撃してないんだからノーカンにならないかなぁと思っていたがやっぱりダメだったらしく衛兵を呼ばれて城中追い回されるハメになる。酷いイベントだけど流れに沿って逃げ続けていたが最後は追い詰められて街を飲み込む大穴に落下。このままノンストップでエヴァーフォールの探索を開始することになる。
何でエヴァーホール(Ever Hole)じゃなくてエヴァーフォール(ever fall)なんだろう?って前々から思っていたけどこういうことなのね。色々と腑に落ちた。

【クエスト】真理は深き高みにあり

竜の鼓動を20個集めるまで終わらないクエスト。逆に言うと納品しない限りいつまでもこの無限ダンジョンで遊び続けられるということ。
つまり楽しい!!!
これまで出てきた各種の強化mobが勢揃いして好きなだけバトルできますよっていう夢のような場所だった。サイクロプスとオーガの大型複数の部屋とかは比較的楽だし、ドラゴンも割と相性が良いクラスなので狩りやすいんだけど逆に遠距離攻撃手段がないためメタルゴーレムが出た場合狩り切れない。空中に設置されたコントロール水晶が割れなくてそういう時はなくなく撤退。
キマイラ、強化キマイラ、リッチ部屋とか超辛い。状態異常を次々押し付けられる上に、次々と呼び出されるヘルハウンドが十字砲火で火炎放射するもんだから次々とポーンたちが脱落。主人公まで死んで竜の鼓動で蘇生を発動してギリギリ修羅場を潜り抜けたりした。
キマイラ・リッチ部屋より辛いのがコカトリス2匹部屋。ポーンに石化耐性の指輪を装備させておくんだった~とあれほど後悔したことはない。ポーン3人殺されてほうぼうの体で部屋から逃げ帰れたのは運が良かった。それ以来ポーンたちに各種状態異常回復アイテムを持たせるようになる。

どうにもならなかったのはこのウルドラゴン。
オンラインで共闘するイベント戦ですってシステムメッセージの意味がようやく分かったよ。だから最初からHPが減った状態で登場したんだね。
当然倒せず全滅。

Dragon’s Dogma Dark Arisenプレイ日記9

【クエスト】決戦

いよいよドラゴンとの頂上決戦に向かうとプロローグで見覚えのある景色が広がっていく。なるほど、こうして各時代の覚者がドラゴンに挑んでは散ったり逃げたり討ち果たしたりしてきたのか。
だが演出ショートカットのプロローグと違い今回の穢れ山はちゃんと戦いながらルートに沿って進んで行くのでなかなかキツい。リザードマンの新種や新しいハーピィ、強化キマイラやヘルハウンドと新種が山盛り。しかもヘルハウンドが強い強い。サイクロプスより段違いに手強いのでポーンたちが3本も回復薬を使っていた。
キマイラは変種っぽい色合いだけど尻尾を切り落として山羊を倒したら割とさっくりと倒せた。やはり手強いのはヘルハウンドだ。

キマイラを倒して一息ついたところで一度領都へ戻って物資の補給をして山登り再開。最奥まで歩みを進めるとドラゴンとエレノアを発見。キミ国元へ帰るって言ってなかったっけ?と思いつつドラゴンと対話。ここまでの流れであんまり苦戦したことがなかったので迷わずドラゴンを討伐する選択肢に決定。

最初はダッシュで逃げてドラゴンと満足に戦える場所へ移動。そこで首だけ伸ばしてくるドラゴンを袋叩きにするとドラゴンが次の場所へ向けて移動開始。
あ、ボス戦はこういう流れなのね?ということを把握。以降ポーンの助言に耳を傾けながらイベントの内容に沿ってドラゴンにダメージを重ねていく。たまたまミスティックナイトの職だったので遠近を切り替えながら対応できたけどファイターやウォリアーのような近接専門職だったらこの場面どうするんだろう?っていうシチュエーションが多い。

ポーンたちは胸のコアを叩けって言うんだけどなかなか手の届く距離に胸元を下げてくれないのよドラゴンさん。ファイアボールやサンダーウェーブで胸を狙ってみるが属性防御が高いのか全然ダメージが通る気配がしない。まぁドラゴンだし属性耐性は高そうよな。結局物理で殴るのが一番効いてる気がする。

最終決戦の地では走り回るドラゴン追いかけて、胸が下がったら駆け寄って一発ヒットさせてまた走り回ってという繰り返しで時間が掛かったが無事ドラゴン討伐完了。弓が使える職だったらもっと簡単だっただろうな。ドラゴンのサイズに比べてファイター系はリーチが短すぎて大変だ。

ドラゴンを倒し終わってドラゴン消滅による影響が流れるとエンドロールが始まる。
これで終わりかな?と思ったらカサディスの自宅で目覚めるところから再スタート。え、これもダクソ形式なの?と思っていたらなぜか頬をピンクに染めたエリノアとセレナが自室にいる。なぜだ。
なんかいつの間にかこの二人が恋人か嫁ポジションになってたらしい。
キナはどこ行ったキナは。

ここで会ったが100年目!!
ようやくクエスト達成!!