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Persona Double Edge

 アメリカ製Personaの加工ケース入り替え刃です。

 プラケースの裏面に使用済み替え刃を収納するスリットが設けられています。プラケースで手が込んでることを踏まえると納得の値段設定だと思いながら使い始めたところ予想外なことに連続使用記録を更新してしまいました。1枚の刃を半月も使い続けることが出来るとは想像していなかったので思いがけないサプライズでした。かなりすごい。

 驚異的な使用回数を誇りますが、気になる欠点としては剃り残しが多いということでしょうか。初回から剃り残しが気になります。そんなに綺麗な剃り上がりを感じられません。その辺は問題だと思います。その代わり急激な劣化もありません。一長一短だと思います。よりアグレッシブなホルダーに載せ替えてみれば剃り残しへの対処が上手くいくかもしれません。

 正直Personaの評価が一段上がりました。かなりおすすめです。

価格(100枚単価)
14GBP
入手性
3
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
4
4
4
4
3
2回目
4
4
4
4
3
3回目
4
4
4
3
3
4回目
4
4
4
3
4
5回目
3
3
4
3
3
6回目
3
3
3
3
3
7回目
3
3
3
3
3
8回目
3
3
3
3
3
9回目
3
3
3
3
2
10回目
3
2
3
2
2
11回目
2
2
2
2
2
12回目
2
2
2
2
2
13回目
2
2
2
2
1
14回目
2
2
1
2
1
15回目
2
2
1
2
1
16回目
2
2
1
2
1
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

Persona Super

 アメリカ製のPersonaです。

 Amazon日本国内でも100枚入り3900円で取り扱っているので入手は比較的簡単と言えます。Personaの替え刃はアメリカ製とイスラエル製があると言われています。アメリカ本国含めて取扱量の多いPersonaは入手性などから広く使われており、ほとんどポジティブな意見が多く特にイスラエル製のPersonaは熱心な信者がいるほどです。

 今回のPersona Superはアメリカ製ですがクオリティは及第点は満たしていました。特筆すべきはその耐久性の高さです。普通は最初は高い満足度の刃でも使っていくうちに徐々に剃り味やひりつきが増してくるのですがそれがほとんどありません。

フェザーのように最初から抜群に切れるわけではありません。
ジレットのように剃り残しがないというわけでもありません。
シャークのようにひりつき感がないとは言いません。
でも最初の感覚から10回目の感覚までにどこかでガクンと下がるわけではないのです。

 最初から最後まで味が落ちない。これは好きな人は好きな替え刃だろうなと思いました。欠点は値段が高いというところでしょうか。Lord社の主要製品と比較すると二倍の差があります。

価格(100枚単価)
14GBP
入手性
4
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
3
3
3
4
3
2回目
3
3
3
4
3
3回目
3
3
3
4
3
4回目
3
3
3
4
4
5回目
3
3
3
4
3
6回目
3
3
3
4
3
7回目
2
2
3
3
3
8回目
2
2
2
3
2
9回目
2
1
2
2
1
10回目
1
1
1
2
1
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

BIG BEN

 エジプトのLord Internationalの販売している両刃替え刃の一つのBIG BENを試してみました。

 この替え刃は海外の小売店での取り扱いが多いらしく、ちょっと調べればすぐに多くの人が使用感についてコメントしているのを発見できます。アジア人と西洋人で毛の質が違うので一概には言えませんがかねがね好評を博しているようです。が、そこそこ期待しながら試してみたところどうも相性がよろしくありません。剃り上がりのヒリつき感といい、やたらと鋭い切れ味といい……これTreetだ!と確信しました。

ああ……駄目な奴じゃん。

 もし使うとすれば3回が限度です。正直それより先は剃り上がりのヒリつきが酷いので使用に堪えません。値段的にも3回交換でどんどん使い捨てていけというスタイルなんでしょう。しかしこの価格帯ならもうちょっと上乗せすればLordシリーズが射程圏内に収まるため積極的にこの刃と選ぶ理由にはなりえないかなと思います。また1GBP(=約150円)ほど追加すればShark Super Stainlessを買えるというのも厳しい条件になります。たった150円で肌当たりがグンと優しくなるのなら、誰が好んでこんなに痛みのある替え刃を選ぶのか。5~10GBP(=約800円~1500円)程度のゾーンは替え刃業界で一、二を争う競争が厳しい価格帯です。私はこの中からBIG BENを選ぶことはできません。

価格(100枚単価)
6GBP
入手性
3
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
3
3
4
4
4
2回目
3
3
4
4
4
3回目
2
2
3
4
4
4回目
2
1
3
3
3
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

ASTRA Superior Stainless

 ロシア製のステンレス替え刃のASTRAシリーズ

 パッケージの背面の製造情報はとても読ませる気がないとしか思えないほど極小の文字で書かれている。虫眼鏡で拡大しないと読めないのは嫌がらせにしても酷い。そんなにクレーム入れられたくないのか。

 それはさておき、刃の使い心地に関しては極普通の印象を受けました。過不足ない切れ味と剃り残しの少なさ、全くヒリつかないほど優秀ではないが通常使う程度には痛みの少ない肌への当たり方です。ここまで尖った特徴がないとネックなのはやはり価格でしょうか。製造地がロシアなので途上国と比べてほんの少し割高な気がします。値段と剃り味のバランスから言えば、Shark Super Stainlessがこの価格帯では頭一つ抜けて、これに勝てる製品はなかなか難しいですね。

価格(100枚単価)
10GBP
入手性
4
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
4
4
4
4
4
2回目
3
4
4
4
4
3回目
3
3
3
4
3
4回目
2
2
3
3
2
5回目
2
2
3
2
2
6回目
1
1
2
2
2
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

Shark Super Stainless

 評価方法を細分化してみた。満足度と耐久性がほとんど似たようなものだが、総合的な満足度を示す数値と刃自体の持久性は分けて結果を残したほうが、あとで自分で見直したときに役に立つと考えるのでこのような形式に変更した。今年になってからレビューを作り始めたこの替え刃のデータはあくまで自分が過去を見直して将来に生かすために作っているものなので、他人にとっては参考あるいは感想文程度の役にしか立たないと思います。

 さて、今回のShark Super StainlessはLord社の製品の一つです。Lord Super Stainlessと何が違うのか。比較してみると、値段は1GBP高いし初回から刃先の鋭さには瞠目すべき点があるようには思えません。全く違うのは使い心地です。とにかく「痛くない」のです。剃り上がりにアルムブロックを滑らせた後に感じるヒリヒリ感がない。確かにこれは市場の廉価な価格帯において幅広い支持率を得られるだろうことに納得できます。この製品と前後する値段の替え刃は大抵が痛みを伴ったものです。Lord社製のSuper StainlessやPlatinum又はChromeといったモデルでも多少は肌の痛みがあるものですが、製造会社が同じであるにも関わらずほとんど別物です。素人の目にもこの技術を他商品にフィードバックしたり、商品の統廃合しないのかなと不思議に映ります。

 欠点としては初回から刃の鋭さが足りないこと。あんまりスパスパ斬れません。鋸を引くようにゴリゴリ引かないと髭を切断できません。その点ではLord Super StainlessやPlatinumは良く斬れましたし、ジレット等アッパー帯の替え刃と比べると天と地ほど鋭さに違いがあります。やっぱり値段なりという奴でしょう。その辺は割り切りが必要ですね。

値段高くてもいいから性能の良い刃を使いたい=ジレット、安い刃の中で比較的いいものを使いたい=鮫ステンレス、という図式。一応アマゾンジャパンでも取り扱いがあるので入手性は高めの4だけど、恐ろしく割高なのでおすすめしない。

価格(100枚単価)
7GBP
入手性
4
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
4
4
4
3
4
2回目
4
4
3
3
4
3回目
3
4
3
3
3
4回目
3
4
3
2
3
5回目
3
3
2
1
2
6回目
3
3
1
1
3
7回目
2
2
1
1
2
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない