「Adventure」カテゴリーアーカイブ

ABZU

ザ・雰囲気ゲー。

特に敵も出ないしホラー要素もない。パズルもない。ただ海の中をゆったり泳いでイルカやシャチと戯れたりサンゴ礁で記念撮影するだけのロケーションゲーム。
心地良い音楽と海中の映像。

完っっ璧に寝落ちしてた。

ここで巻き網漁やりたい

ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件

2023年版エイプリルフールでアメリカのSEGAが作ったらしい。
の割に非常に手の込んだ作りになっていて立ち絵と一枚絵を何枚も新規で用意しているし随分しっかりと作り込んできてる。これ何かのボツ企画のプログラムを再利用したんじゃない?っていうくらい基礎はしっかりできてる。

全編英語で日本語オプションとかないんだけどノベルゲームなんで気になる箇所があればゆっくり辞書でも引きながら読み進めれる程度の内容だし、推理についてもハズレの選択肢を進もうとすると適宜助手のテイルズから指摘が入って本筋に誘導されるんでミステリーゲームというより本当にソニックのキャラによるノベルゲームになっている。ネタバレになるけど最終的にはDrエッグマンが一枚噛んでることが判明してお開きになるんだけど、幕間の寸劇か次作の前日譚じゃないかと思った。

それにしてもテイルズが可愛い。やばい、ちょっと変なのに目覚めそう…。

The Painscreek Killings

Painscreekの街で起きた殺人事件を推理する3Dアドベンチャーゲームです。

ネタバレになるので具体的な中身については書けないけど、シナリオはかなり良く出来ている。登場人物も個々の人格が細かく描写されていて、非常に奥行きのある良いゲームだった。ただ、ひたすら探索を強いられるのは面倒くさかった。東の端の教会で手に入れた鍵を使うために、次に西の端にある施設まで歩かされるようなことが何度もあって、導線が七面倒なゲーム性になっているのは残念だった。雰囲気作りのためにしっかりした街マップを作ったんだろうけどメインストリートの数や入れない家屋が多すぎる。着眼点は悪くないしゾンビの出ないバイオハザードのような洋館探索は最初は楽しかったんだけど、起承転結というかプレイしているときの感情の起伏みたいなものが特に感じられない。その原因はやはりマップの広さと複雑さが主因だったと思う。繰り返すが、ストーリーの運び自体は悪くない。

真犯人自体は、全体の工程の半分を過ぎた辺りでおおよそ正解が推察できて、残りの4割の工程はその正解を補強するための材料を集めるだけの作業と化す。最後に自分の推察をひっくり返すどんでん返しのギミックでもあるのかなと思っていたら特にそういう情報も出なくてスルっとエンディングまでいってしまった。

ところでこのゲームはのんびり日誌やメモの断片を読みながら寛いだ状態で遊ぶゲームだったので、熱い緑茶を片手にのんびり考え事をしながらプレイしていたらいきなりアクションイベントが始まるのはビビるから辞めてほしいと思った。もう完全にそういうゲームじゃあないと決め込んで、腰を落として遊んでいたので、いきなりそういうのは困る。っていうか解答分かりにくいラストの病院はビビる。どこへ行けばいいのか分からなくて同じ階段とフロアを5周くらいしたぞ。心臓に悪い。