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3Orc

 Warcraft3再開しました。一ヶ月ぶりなので、まずは3v3で雰囲気を思い出そうとしたものの、当った組み合わせは3Orc vs 2UD+Humという奇想天外な組み合わせ。当然3Orc組みなんですが、リーダー格の指示出す人が速攻Grunt Rushを宣言。まぁ、3Orcの場合Tier2までがせいぜい限界なので、下手に長期戦になると分が悪すぎるのは賛成。T2でAir出されるとどうしようもなく手が出せないので一か八かの賭けに出る気分は特攻隊。
 2Barracks建ててT1のままGrunt山盛り、他の二人もGrunt特盛で手始めに片方のUndeadの陣地へ即Rushをかけるが、相手はDLと2 Cryptで単騎自陣で粘る粘る。HumのRifleが到着し、背後を突かれたのとDLのSleepコンボでマウスの速度調整でわき見していた私のFSがあっさり沈黙。これには失笑するしかなかった。
 通算3回のRushをしのぎ切ったUndeadを称えたいものだ。最後はもう片方のUndeadからFrostが出てきた時点でこちらのチャットではGGと。まさにOrcは他の種族と比べても3人同じ種族だった場合が博打的な戦術になりがちなのがなんともし難いものだ。
 その後、軽く2回Solo Gameをやったが一回目は開始直後に相手が落ちて戦果なき勝利。二度目は相手がnoobだったらしく通常オーダーでT3行きかけRaider生産開始した時点でCreepingを優位に進めていたこちらが圧勝。あまり喜べる収穫の無いゲームだった。

誰に書くわけでもなく徒然と。

 普段は何も考えてないのですが、最近リアルもゲームも思うようにいかず、その上「映像の世紀」のBGMをよく聞いているんでMixiでも書いたとおり変なことばっかり考えてしまうんですよね。
 例えばWarcraft3でもvs Orcで思うように操作ができず、BMにGruntをもりもり削られてGGになったり、vs NEでMass Talonを警戒するあまり熊+Dryadオーダーの相手にMass Raider+Spirit Walkerで挑んだり…。どうも頭の中で考えていることが現実に間に合っていないことが多いです。頭では次アレして、それからコレして…とやっているのですが実際の操作は脳のニューラルネットワークを流れる神経パルスの速度には追いつけず、これはほとんどの人間がそうなのでしょうが考えてから行動に移せるまでに若干のラグが生じています。
 仮に戦術面では誰しもがこのような問題を抱えているのである程度対等と言えるでしょうが、戦略面で言えば熊のアンチは何だっけ?と過去のメモリーを参照してさらに熊1に対してTauren1で足りるか?さらに熊とDryadが揃っているこの状態ならTaurenとRaiderをどのくらいの比率で維持するか、といったことを即断するには経験が足りず。結局これらのことを同時に脳で並列処理しながら行動に移すにはあまりいい体の状態ではないようです。
 何も考えず、ただ時間をかければいいMMORPG系と違い、ただひたすらに脳の処理能力を求められるe-sportsと精神面や健康面に加えて知識、技量が問われるオリンピック競技は似ていると思います。ただ、趣味で、ゴルフや水泳をやるのとe-sports 1v1をやるのでは結果に対する意味合いが若干違うのではないでしょうか。ゴルフや水泳では負けた悔しさ反面楽しかったという感情が残っていますが、e-sportsをやるとただひたすら悔しさだけが残ります、少なくとも私の場合。
 私の潜在意識の底で、才能である程度勝てる競技スポーツに対する諦めとただ勝つか負けるか(Dead or Alive)というサバイバルなゲームに対する希望という意味で違いがあるのかもしれません。e-sportsに対して深刻に考えすぎなのかもしれません。とにかく今はメンタル状態があまり良くないので、しばらくWarcraft3はお休みしようかと思います。
 U氏がSolo Gameをやらない理由が最近身に染みて分かってきたよ。敗因全ての責任は自分にある。どこにも逃げ場は無い。完璧にバランスの取られたゲームだからこその究極の不快感。負ければ自分の情けなさをただただ呪うことになるゲームで勝ち続けるプロゲーマーというのは強い人だなと思う。

嫌いな種族

 最近Warcraft3 Random Solo Gameをやっていると楽勝というくらい勝てる相手と、セミプロレベルだろこれと逆ギレしたくなるほど桁違いプレイヤーに当ることが多いです。特にvs Orcはセミプロレベルの操作量と動きをしてくるプレイヤーが多くて参ります。このままではソロゲーム勝率55%キープすら危うい。
 NEはもうvs OrcでMass ArcherからMass Talonへの定石が広まりつつあるようで、対戦する相手が片っ端からTalon Talon Talon….もうTalonは見たくありません。たまにはBearとかMountain Giantとか見たいです…。
 対してHumanは大体勝てる。vs Humの体感勝率は8割くらい。大体AM+MKでSoceressとrifle or Moter Teamで来るんで力でねじ伏せれるのですが、たまに…ごくたまーに、Mass DHRでtownはTower特盛で待ちの一手に徹する、私が一番嫌いなじれったい相手に当ることもあります。もう女が男をじらすかのごとく野戦では逃げに徹してTownまで引き篭もり、そのくせこちらに積極的なアプローチはしてこず…。もんもんとするゲームもあります。4k_ToDがインタビューで「僕は待つのが嫌いなんだ」というコメントをしたのには非常に共感できます。
 そんな中一番苦手なのがUndead。Townが落ちない落ちない。全くDemolisherもってきても落とせる気がしません。加えてTownに引き篭もるとWood用のGhoulがぞろぞろぞろぞろぞろぞろ…。そんなわけで、特にNerubian TowerのFrost判定のある攻撃がトラウマ的に脳裏に焼きついているので、あの音を聞いただけで「もうダメ… 早くおうち帰ろ… 早く帰ってGruntにPot塗ろう…」となるくらい本気でアレはトラウマです。スト2で言えば待ちガイル。画面左端の一番角にしゃがんで仕掛けてくるのを待ってるガイル。Warcraft3のBlogで同じようなエントリーを書いてる方が使っていた表現を使えば、
                 r,”ヘ_  
              _,,,,_⊂-くノ`ヽ,
          _  〆_゙’ir”⌒”  )←UD陣地に突っ込んで来たOrc
         ξ⊂!  っ》`   く ∠___
         .”\ノ””‐`` i、 ,ノ  │,-ヽ7=、、 ,,rー'”`-、
           \_゙l、,,,_,/i゙、 ,ノ 〈 ゛  `ヌ⌒ )/=i、 l
                 `゙゙”'”`’ミ–/-,_  ´ /”  `”
                        \ .,,、`lニン-゛
                      \__ノ
      ___
    _ ┐  /            
    / ’rlご ┥ .,,,、 
    |  |゙ `jエ |〈゙’,) 
    ゙l,,,i´ /,/,ノ”r
   ,r㍉,ノ”こ!、,,┴.
   |  ‘”く′ ,/ │←黙々と待ち構えるUD
  .r’ヘ,、  `’イ゙>'”
  .厂|,`’-,,  .|’ヽ、
こんな感じ。
 Orcって序盤の立ち上がりは強くて素人には便利で使いやすい、逆に言えばそこを乗り切られると後半の上級Airへの対抗要素が少ないんですよね。NE=Chimera,Hum=Gryphon,UD=Frost Wyrmに比べてOrcは地上最強だけどAAできないTaurenだけ。とりあえずU氏、1v1の練習頼む。俺は強くなりたいんだ!
vs Undead負け戦

vs Mass Talon Counter

 現在おそらくOrc Userを一番悩ませている問題がNEのMass Talon戦術だろう。いくつかのOrc Forumを見てみたがどこもホットな話題はいかにしてこのMass Talon NEを封じるかという決め手についてだ。当然世界No.1の4k.Grubbyなどは正面からMass Talonをぶつけられても操作量でリカバリー可能なのだが、我々一般人は違う。私も昨今のNE戦ではMass Talon戦術をまざまざと見せられてGGになることが多い。Orcの場合、UDではDest対策、HumではTRなど気をつける戦術はすでに解析され、返し手が分かるのだが、正面きって本気のMass Talonだけは返し手がほとんどない。Talonを出される前に潰すのが一番の解決策なのだが、先日のNE戦ではMass Archer+DHでRushを仕掛けられ、完敗した。序盤のHero勝負ではDHのMBでHeroが無力化され、Talonが出揃うとUnitsまで無力化され打つ手なし。
 海外Forumでもこの話題は熱く議論されており、こちらなどを参考にした。1st HeroはBMそしてunarmoredが多いCaster戦術にMass Raiderをぶつけるというのも操作量が確立されてようやく保障される戦術で、100%のカウンターにはならないそうだ。
 別Forumでは1st TCでEndurance Auraを取りMBの意味をなくしてやるということも書かれていたが、こちらは即批判が入り無理そうだ。先日Ushiと話した時も1st TCはどうかという話になったが、元々MPが低いTCでMBを受けたらダメージ源になるSWの撃てる回数が減るのではないだろうか。それにMass Archer RushからMass Talon戦術に入るタイプのNEは大抵即Rushオーダーを組んでいるのでSTR値は高いもののAGI値の低いMeleeタイプのTCではFFですぐに沈むのではと思う。
 結局無難なのはBMで2nd SHなのかな。結局何が悪いかというとHeroにもUnitにも効果があるというTalonの特性でしょうか。しかしTalonからこれを取るともうNEのvs Orcでは打つ手がないという・・。

Undeadに勝つ

 ファイルのパス指定がどのようになっているのか確認したいのと、テストアップロードを兼ねてWarcraft3 TFTのリプレイをアップします。Warcraft3 TFTのクライアントでなければ起動できないファイルですので気をつけてください。
 APM45-50近辺をうろうろしているヘタレですが、何かの楽しみになってもらえれば。
リプレイ
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—Tospo(Orc) vs leroi.king(Undead)—
復帰戦でまず当ったのは苦手の中の苦手な種族であるUndeadだった。こちらの成績を見てもらえれば分かるとおり、vs Undeadだけは勝率33%という一体どうやったらOrc vs Undeadでここまで負け越せるのかさっぱりわからないくらいの負けっぷりだ。
しかし運がいいのか、相手がなめてたのか1st HeroにPitLordが出てきた。過去に1st HeroをPLにしたことはあるのだが、これほど使えないヤツはいない。Tinker並みに使えない。使えないを通り越して出てくると笑えてくるネタHeroなのだ、このPLというHeroは。そんな第一印象のPLでやるということは実力があるのだろうか。
訂正:使えないことはないが、スキルコーディネイトの特徴上レンジユニット多めの大規模戦ではAoE Spellが効果的に働く。しかしそのサイズの大きさから集団戦でも目立ち、格好の的になってしまうため使う局面を選ぶHeroだと思っている。ピーキーな性能なためハマれば強いが大抵は本来の実力を出せないことが多い。
 今回当ったマップは今のところ一度も負けたことの無いMoongladeで、このマップは中央に強いクリープもいない上に、2nd確保が容易なのでかなりやりやすい。
まずはFSでSpirit Wolfを使い相手の本陣の位置確認。一方UDのほうは小回りが効かないPLとGhoul主体で南のほうから順に金鉱を確認している。おかげでUDが偵察を行なっている間に安全なCCできたと言える。
 正直Ghoul主体のうちはまともにOrcとやりあうUDはいないので、Gruntが整いRaiderが出てきた辺りで本陣を突いて相手の出方と進化の方向性を見てみた。が、やはりCatapultがでないうちの攻城戦はきつく、Ghoul総動員してきたUD相手に手痛い被害を合わせれないまま撤退となった。特にSnare判定のTowerがGruntの動きを鈍くしている。
 普通PLならCC中心にして切り札のDoomguard出すのだろうが、全くCCしてる気配がない。スキルもHawl of Terrorを第一に取り、2ndにRein of Fireのようだ。もう一つのCreeving Attackを取っていないのはなぜだかわからないが、RoFを持っているということはCasterを出すには分が悪い。Spirit Lodgeを捨て、即Taurenにいく方針にした。
 ここで私のほうは2nd HeroにTCを起用。UDもDKを出してこちらの本陣を強襲。ちょうど出会い頭にSpawnしたTCはUDのFFであっけなく撃沈され、これはかなり分が悪くなった。が、Burrowに篭ったPeonで対応しているとUDのほうが引き下がったので丁度本陣へ走って戻っていたこちらのユニットと激突。Auraと持ち前のスピードで突出していたDKをそのままBoxしてなんとかおあいこにできたのが大きい。が、TCをReviveさせるほどの余力はないので、その後ReviveしてまでTCを使うことはなかった。
 DKを失ったUDは要のHeroが潰されて撤退するしかなく、こちらもカウンターとしてUD本陣へ。が、どうしても落ちないUD陣の防衛ライン。ここでT3 Taurenの準備を整えて交戦、結局リプレイを見てもUDの戦略の方向性が見えてこない。最後に出してきた苦し紛れと思われるGergoをRaiderのNetで潰してみるが、やはりUD陣が堅く押し切れない。Frost Wyrm来るかなあーなどと考えていたら相手が落ちて終了。経緯はともかく結果として復帰初戦で苦手なUDに勝てたというのはうれしかった。
 もう一つのリプレイのほうはまぁ、オマケみたいなもんです。