「Software」カテゴリーアーカイブ

Display Fusion

今年消化したゲームその7

正確にはゲームじゃなくて補助アプリだけど、長年ウィッシュリストに登録したまま、買おうか買うまいか悩み続けていたところに近々Steamも価格改定の波が始まるかもよという噂を聞きつけて、思い切って購入しました(但しセールで70%オフ)。とりあえず使い始めて真っ先に便利に感じたのはサブモニター側のタスクバー表示。通常サブモニター側で開いているアプリはタスクバーに表示されるけど、タスクバーに固定させることはできずにいつも面倒くさいなぁと思いながらマウスカーソルをその都度メインモニターに動かしたり、ウィンドウをドラッグで動かしていた動作がサブモニターの枠内で完結するようになった。さらに複数のウィンドウを並列して表示している状態では、マウスのホイールによる画面スクロールはアクティブ化された1個のウィンドウのみに反応していたところ、ポインタをウィンドウ上に持ってくるだけでホイールのスクロールが各ウィンドウ毎に独立して動かせるようになってストレスから解放された。
他にも便利機能いっぱいあるんだけど今のところ自分には使い道のないマクロやオプションも多く、そもそも一応日本語化はされているものの、使い方自体が非常に分かりにくい仕様のため全然使いこなせていない。日本語の解説してるサイトも壁紙やリフレッシュレートとか表面の触りの部分だけしか触れてないし、誰かが使い方を伝授すれば流行りそうな気がする。

Thunderbird ver68

 PC移行に伴ってずっと利用してきたWindows Live Mailをそろそろ移行しようと思い立ちPOP3対応のメーラーを比較した結果、Thunderbirdが一番無難にデータインポートできそうだったので取り掛かり始めたところ、データ移行の解説サイトに取り上げられていたImport Addonが更新切れで使いものにならないことが判明。

 苦肉の策として旧バージョンのインストーラーを探してきてインストールして旧Import Addonをインストールしてデータ移行完了。
それを新PCに移動させてひと段落したところで、最新版のThunderbirdのAddon一覧の中に別のAddon作者が公開しているImport Addonがあることが判明。
これまでの手間は何だったのかと愕然としたが、気を取り直して新旧PCにそれぞれインストールしたThunderbirdをアンインストールして、最新版のThunderbirdを改めてインストールして、新Import Addonを使ってWindows Live Mailのデータを再移行してやっと終わった。

 結局取り掛かり始めて完了まで約2時間もかかった。かれこれ20年以上、プライベートのプロバイダのメールアドレスで様々なところに登録しているせいで、今ではこれを切ることができなくなってしまっている。他にもhotmailなどはメール送信には使わないけど一時期ネットゲームやその他普通のオンラインサービス等の登録アドレスに設定しているせいで定期チェックが必要なアドレスがいくつか。エクセルで各サービスのID、パス、アカウント名等を一覧表にしてるけど20年分もあると結構バラバラで、もしこれを整理するなら多分相当な労力になるだろう。

Firefox Quantum

 ブラウジング中、突然アドオンが起動エラーを起こしてブラウザの再起動ができなくなった。その後どうしてもFirefoxの再起動ができなかったのでPC自体を再起動させてみたら見慣れたFirefoxのアイコンが変わっていた。
嫌な予感がしたが時既に遅く、Firefoxがついに大型アップデートのブラックホールに巻き込まれて最新版(ver57)になってしまっていた。対応アドオンの都合上バージョン38で数年間使い続けていたのに全てがパーである。
なぜオートアップデート機能をオフにしていたアプリが勝手にアップデートしたのか分からない。しかも最新版にアドオンが対応していない。作者も対応する気がない。そりゃそうだ。Firefoxのバージョンアップの度に旧アドオンを悉く使えなくさせてるんだから始末が悪い。

 というわけでとりあえずレガシーアドオンのためだけにWaterfoxを導入した。通常ブラウジングはFirefox、レガシーアドオンを使う必要のあるページにはWaterfox、AbemaTVやグーグルサービス用にChromeついでにスマホもChrome利用。三刀流である。
世界的にはブラウザ戦争はChromeの圧勝なんだけど、盛者必衰、かつて覇権をとったFirefoxが落ちていったようにChromeもずっと天下を取れるわけではないだろうと思っている。

Power DVD

 現在PCに搭載しているブルーレイの再生プレイヤーはバルクのディスクドライブを購入したときに付属品だったPower DVDだ。しかしソフトウェア自体のアップデートもせずに長年そのまま使い続けていたのでそろそろ限界のようだ。バージョンで言えばナンバー8で、現在の最新版が15なので、年に一度のバージョンアップとして計算しても7年前のソフトウェアとなる。従ってAACSも7年前に準じており最近のブルーレイディスクは全く読み込めないということが発生する。それはすなわち比較的最近のAACSである、新エヴァンゲリオンのブルーレイが全く視聴できないということなのだ。もちろんそろそろ発表されるという第四部もブルーレイ形式で買うつもり満々だったので、今からガックリきている。

 昔からの映画コレクションは、DVD形式で集めているので再生には問題ない。そういった洋画類は、最初に蒐集し始めた時点で世間にあったフォーマットがDVDしかなかったので、今でもその形式にこだわって買い揃えている。ブルーレイ版の洋画は割り増しだとか、むしろ近年までブルーレイ復刻版が発売されないから選択肢として存在しなかったとかそういう理由もある。アニメは特定のジャンル(ガンダムみたいな)もの以外は観ることがないので当然ディスクを集めることはなく、そういうわけでエヴァンゲリオンのブルーレイというものは私の書棚において貴重な一石を投じているのだ。

 閑話休題。Power DVDを最新版にするかどうかという考えはここ数年来の悩みの種になっている。正直に申すところ、年に数回(あるいはゼロ)しか再生しないブルーレイのために、わざわざ数千円のアップデート代を支払う価値があるのかどうかという問題だ。これが1000円や2000円程度なら話は別なのだが、キャンペーンに乗ったり色々な割引手段を駆使しても、5000円程度は費用が掛かる。製造年月日が新しいブルーレイの新作を購入する度にAACSの更新が問題になるため、この先も定期的なアップデートは必要になる。いつかは必要なコストだろう。だが何時支払うべきなのか、それが問題だ。この問題をさらに悩まさせているのは、通常のテレビ用ブルーレイ再生機があるせいだ。もちろんテレビ用の大画面で再生できるので視聴は手軽だし、AACSの問題を考えなくて済む。しかしシークでピンポイントスキップが出来なくなる。PCでのシーク操作に慣れていると、テレビのリモコン操作での先送り・巻き戻し操作は手間で仕方ない。あとムフフな動画が堂々と観れない。ヘッドフォンが……的な意味でも、やはり妥協は出来ない。

 そういうわけで、他の人たちがPCのブルーレイ再生ソフトをどう管理しているのかというのが気になる。ところで最近の若い子はえちぃ動画はXVIDEOやFC2とかで調達してるんだろうな。何だろう、昔、たった1分かそこらのエロ動画のために5行以上50文字くらいのお礼の文章考えて、手に入れたzipが5分割で、しかも真ん中がぶっ壊れていて再生できなかった苦い思い出が瞼の裏に浮かんでくる。きっと現代人にハングリーさが欠けてきているのは、何でも欲しいと思ったものがすぐに手に入るからなんだろうな。それはそれで良いことで、むしろ良い時代に思春期を送れて羨ましいような……。

Kaspersky 2014

 PCを立ち上げると唐突にダイレクトメッセージがポップアップするようになる季節になりました。恒例のカスペルスキーの更新メッセージです。年々バーゲンセールの様相を呈してきているセキュリティソフトの市場ですが、ついに3年版でファミリー仕様やプライベート仕様でも無制限にインストール可能になったようです。スマートフォンやタブレット端末でAndroidを利用しているとあっという間に3台以上インストールする必要に迫られるので、「3台までインストール可能」という一昔前の売り方では他社に負けるんでしょうか。そうでなくともフリーのセキュリティソフトが色々選べる時代になってきたので、多くの人はAVG辺りの無難でそこそこのスペックのソフトで満足するのかもしれません。

 実際、少しネットサーフィンしたり、Amazonや楽天のような有名ネット通販で買い物する程度にしかPCを利用しない人にとってはAVGさえも不要かもしれません。海外のコンテンツや海外のマイナー通販サイトを利用する場合、どこに何が仕込まれているのか分かったものでないので、私はちゃんとしたものを購入しています。数年前に実験的にAVGとSpybotを併用してセキュリティコストをケチってみたんですが、ブロック能力が既製品と比較して痒いところに手が届かない、見劣りを感じたので結局半年ほどでちゃんと買い直しました。やはり価値あるものには対価が必要だと改めて思いました。

 今回3年版を購入したので2017まで更新を催促するポップアップには悩まされそうにないので助かります。セキュリティソフトは年によって性能に良し悪しの評価の差がありますが、ESET、Norton、Kasperskyの三つの中から選べば大体間違いないんじゃないかなと思います。あとは自分のPCのスペックと使い方にどれだけ相性が良いかというものでしょう。私の場合、ネットバンキングの決済保護機能が気に入っているのでKasperskyを選んでいます。ここ数年のKasperskyはこの機能を強化しているので重宝しています。