「Shooter」カテゴリーアーカイブ

Crab Champions

まだアーリーアクセス中のゲームだけど非常に興味をそそられるゲームだった。ちょっと難しいけど。
見た目がカニなのはかなり謎なんだけど、まぁ時代が令和だし、カニもショットガンくらい撃つかもな…。
カニだけど前後左右自在に歩くことが出来て、前後はダッシュジャンプと二段ジャンプが出来るのも全く謎なんだけど、まぁ時代が令和だしな…。
カニだけど大阪のオバちゃんみたいなヒョウ柄の甲殻スキンがあるけど令和だしな。

見た目はゲテモノだけど動作は爽快でアクション性の高いTPSになっている。
ただ難易度が嫌がらせかというくらい歪で、敵の誘導性能が高すぎるせいかノーマル難易度でも容赦なく殺しに来るのはインディーズっぽいと言えばインディーズっぽい。自分も含めて軽く時間潰しにスコア稼ぎして遊びたいゲーマーはイージーくらいの難易度を緩く回してるくらいが関の山だろう。選択武器によって色々戦い方が変わるのとMODの引きと組み合わせが噛み合うかどうかも重要なんで、ISLAND40~50辺りが第一関門かなと思った。一週目のボスまでは誰でもクリアできるけど、そこまでのMODの引き次第で一度目の振るい落としがあり、感覚的に70~80辺りで二度目の振るい落としがある。与ダメに応じてライフ回復されるMODや基礎ライフ上昇MODを早いうちにレベル3以上にして最初のボスまでにライフ2000以上は維持していないと、そこから先の敵のダメージ上昇曲線に対して準備が追い付かなくなる。被ダメカットMODでもいいけど、気を抜くと青カニの氷結攻撃から場外へ落下で大ダメージという嫌がらせに気を付けないといけないステージが結構あるのと、浮遊ドクロが数体同時沸きして、大ナメクジも2匹くらい同時に来る段階に至ると回避スペースがなくなるため、超火力でこれらを秒殺するか被弾覚悟で応戦するかの二者択一になる。こういう状況で上手い人はスペースを見つけて突破できるんだろうけど自分には無理だったので一般的なプレイヤースキルのゲーマーにはなかなか辛い設定のゲームだった。

とは言え動作は軽快でグラフィックは綺麗だし雰囲気は爽やかだ。アーリーアクセス中なので価格も1000円少々で買える。

Halo Reach

Haloコレクションにおけるシリーズ原点にして最後に追加されてるコンテンツのHalo Reach。これ以降のHalo5はXBOX専売だったりSteam非対応であったりしてプレイできないのが残念だけど一気に6本もやると流石に飽きてしまった。初代Haloから度々ゲーム内で語られてきた惑星リーチの滅亡の結末は今更だけど、ノーブルチームのエンディングも、まぁそうなるだろうなぁっていう感想だった。

 今回はODSTで一般兵を経験した後だったからスパルタン部隊の安定感やチームメイトへの安心感は強い。プレイヤーキャラクターもマスターチーフに負けず劣らず強いし、各ステージはリニア式でちゃんと道筋も示してくれる親切設計で、フラッドが全然出ない完全な人間vsコブナントという宇宙戦争モノになってるので近未来FPSとしては満点に近い。それにしてもHalo3でせっかく導入されたサポートアイテムはその後のシリーズでは全然なくなってしまった。やはりコントローラーでの操作を考慮すると武器とグレネード以外に何か追加しようとするとボタンが足りなくなるんだろうか。

 今後Halo5とHalo6が出てくるか気掛かりだったから少し調べてみたけど開発会社の技術力を客観的に見るとPC移植は絶望的らしい。ここまで遊んでお預け食らうとかそりゃないぜ。

Halo4

 直前にプレイしていたHalo3 ODSTで萎え萎えだった気分がアゲアゲになるくらい面白いゲームだった。
綺麗なグラフィック、高品質な挿入ムービー、フラッドが出てこないおかげで気持ちよくハイテクメカSFストーリーを楽しめる中身に文句なしのSFshooterだった。Halo2が一番良かったなと思っていたけど撤回します。シリーズ通して今のところHalo4が一番良い。


 相変わらず乗り物パート多めだけど今回は遂に二足歩行ロボットまで登場。超大型車に乗り込んで侵攻するところとか、あの手この手でステージギミックを用意してくるなぁと感心しきりだった。今回は名前のついたボスキャラがちゃんといたから最後はボス戦があるのかな?と期待していたんだけど、残念ながらボス戦はなかった。
うーん、このシリーズ頑なにボス戦やイベント戦をやらないのってなんでなんだろう。せっかく良い感じに盛り上がってきたところで、すわボスと一騎打ちかと思いきや何やらムービーを挟んでイベント終了は肩透かしを食らって消化不良なのが否めない。

 でも新規でこのシリーズ遊ぼうと思ってる人には1~3はちょっとシステム面で古臭すぎて懐古趣味のオールドゲーマーじゃないと不満が多いと思うんで、これから興味を持っている方には入門として4はおすすめ。

Halo3 ODST

 Halo3の舞台裏で特殊部隊ODSTの戦いを描いた外伝的作品。プレイ時間5、6時間で終わるショートストーリーなんだけどプレイした後改めてマスターチーフの出ないHaloは物足りないと思わされた。
というか、具体的にどこがとは指摘できないんだけど全体的にプレイしていてダルいなぁと思わされるシーンが多かった。起承転結としては2が一番面白かったかなと思う。遊んでいて敵の配置、演出、場面転換等々のバランスが一番良かったのは2だと思う。オープンワールド気味に廃棄された街を探索して個別ルートが始まるオムニバス形式だから連続性というかデザイン性が失われている気がする。プレイヤーに攻略ステージの順序を投げるやり方は、注意深くデザインしたほうがいい。ゲーム開発者のデザインの個性を楽しむというのが私にとってのシングルFPSの楽しさであるので、あんまり美味しい料理ではなかった。

Halo3

 第一部から続くコブナント戦争に係るマスターチーフとHaloにまつわるストーリーの最終章らしく高画質で高精細なゲーム…のはずが実はAniversary化によって高画質化したCEと2のほうがグラフィックがリッチで逆にショボくなってしまった残念作。それにCEと2があまりにも同じことの繰り返しだったにも関わらず、今回も例に漏れずたくさんの乗り物パートが盛り込まれて流石にウンザリしてきた。でも全11部だけど実質的なプレイ時間は8時間程度で終了とコンパクトな仕様のため、クリアまで約10時間を要したCE及び2と比較すると短く感じられた。

 今回はメイン武器二種類とグレネード二種類の他にサポートアイテムと重火器を使えるようになった、というわけだけど相変わらず遮蔽物に身を隠しながらシールドの回復を待って、中遠距離からライフルでちまちま数を削る戦法が有効な場面が多かった為せっかくの新ギミックが飾りになってしまいほとんど活用する場面がなかった。最終盤において砲塔に変形するフラッドが盛り盛り沸いてくるところで少し役に立ったかなという感じはするけどほとんど意味がなかった。火炎放射器は火だるまになった敵に触れると火傷ダメージを負う仕様のせいで燃やせば燃やすほど自分もダメージを受けるという残念仕様。大量に涌くチビフラッドを面で焼くときはとても便利なんだけど、そういう状況=成体フラッドもウジャウジャ囲んでくるシチュエーションなので迂闊に燃やすと火に撒かれて自分が焼死するという死に方を何度かやらかした結果ダメ武器認定されました。最高難易度でプレイしたら違うのかもしれないが流石に面倒くさいのでパス。結論としてはいつものHaloだったなという感想。