「MMOG」カテゴリーアーカイブ

俺はようやく登り始めたばかりだからな。この果てしなく遠いヘルゲート坂をよ [未完]

 ラスボス、Sydonaiさん倒して終了。
 トレジャーハントやLeveling Grind等を一切しなくとも、クエストだけを追っかけていったら結構早くクリアできました。クエストを追っかけていると自然とレベルが付いてきて、最終的にはLv30でのシナリオ上のラスボスクリアで、Lv50がキャップということを考えるとシナリオは案外薄めに感じられるかもしれませんが、個人的にはこれくらいの長さのシナリオのほうがサクッと済ませれて、残りの時間(Lv20分)をトレハンで目一杯楽しんでくれというのは好感が持てる。いや、正直もうシナリオ進行は飽き飽きしてたんで丁度いい落とし頃でした。クライマックスのムービーもなかなか凝った物で魅せられましたし、またエンドロールでスタッフリストの数多くの人物名の中に「作業効率うpしてくれるコーヒー」というのが挿入されており、この辺もジョークネタで最後まで楽しませてもらいました。トータルの総プレイ時間は大体50時間前後といったところではないでしょうか。
 さて、非課金組としてはこの後このキャラクターを遊び続けるか、シナリオをリセットしてリスタートするNightmareモードに移行するか、Eliteモードで新キャラクターを遊ぶかのいずれかが選択できることになります。この辺のシステムがこのゲームは非常に複雑で、
[ゲームモードについて]
            一周目  二周目
Normal        Normal Nightmare
Elite         Normal Nightmare
Hardcore Normal  Normal Nightmare[要課金]
Hardcore Elite   Normal Nightmare[要課金]
こんな感じにまとめれるそうです。非常にややこしい上にNormalモードのプレイヤーとEliteモードのプレイヤーは同時にPartyを組むことができない、というか同じゾーンインスタンスに表示されないため、ゲーム全体からして非常にプレイヤーが少なく感じられます。その上、/whoをしてみると日本時間PM9:00前後で500人程度の表示がされていることから考えると仮にこの500人がNormalだけのものとしてみてもたった1000人規模のオンライン。MOという性質上、人数の多寡はさして問題にならないのですが少し活気に欠けるなぁという印象が、プレイ中に度々感じられました。個人的には妙にツボに来たゲームだったんですが…、Planet Side等と同じような”マイノリティーに支持されるタイプのゲーム”なんでしょうか。公式Forumでも「WoWに飽きたけど手元の16$をこのゲームで課金するかどうか、その価値あると思う?」という感じのスレッドが立っていたり、先行きは少し不安気には思います。まぁ、オンラインサービス終了となっても、オフラインプレイが出来るので十分遊べる範囲だとは思うのですけれど。
 ふと、同じタイプのMOであるはずのMonster Hunter Frontierがなぜあんなにあっさり飽きて、こっちのHellgateにやたらとハマっているのか考えたのですが、銃が撃てるか撃てないか、FPS視点で遊べるか否か、SFか肉体言語が、色々違いを考えたのですが自分でもなぜだかハッキリとは分かりません。ただ、MHFは課金しないと一定レベル範囲以上のコンテンツが遊べないのに比べて、非課金でも全てのコンテンツを遊べる、というのが気に入っているのかなと思います。MOは良くも悪くも飽きやすく、暫くしてまた出戻りしやすいタイプのゲームだと思うので、そういう意味で非課金でも、どのプレイヤーとも同じようにLvを上げることができメインシナリオクエストも遊べる(追加コンテンツを除く)というのはMOの性質上非常に魅力的な環境ではないでしょうか。まぁ、逆説でなぜMHFがつまらないかということにも繋がりますがその辺は言及しない方針で。
 EliteモードはNormalモードと比べてマジックアイテムが出やすいという前評判なので今から夢がひろがりんぐ。

Hellgateという名の伏兵

 こんにちは。すっかり僕も中毒者の一員です。
 以前プレイしたとき同様Engineerでプレイ中。Alpha,Betaと使えていたはずのAuto Party機能は不評だったのか知りませんが、どうもParty組むにはPartyパネルからリストアップされてるとこへ自分で入らないと駄目になったっぽいです。Party Listは自動的に自分のレベル±5~10程度で範囲を絞って自動的にリストアップしてくれる仕様がとても便利です。一般RPGのようにクラスによってRP(役割を演じる)の必要性がないため、みんなでボコスカ徹底的にタコ殴りにしてクリアしていくタイプのゲームだとParty,Groupへ入るときに自分のクラスと必要とされるクラスを推測して、そこから入るか否かを決定するという割と面倒くさいプロセスを考えずに済むのがとても良い。
 ただ、リリースされているにも関わらずAuction Houseや共有倉庫他、様々な未実装が取り残されているのは残念かなと思う。少なくとも共有倉庫がない現状、定額課金を支払って受けれるサービスに魅力的なものがあるかと言われると、ダウンロード拡張くらいのものでキャラクタースロットも非課金組と同じ24枠あるし、課金の有無でドロップ率等を操作するとゲームとしてマズイことになるので、やっぱり共有倉庫やAuction Houseなどのシステム面の追加をどうにかしないとパッケージ以外での収入が当初の予定ほど得られないんじゃないかと思う。なんだかんだ言ってネットゲームの月額課金って開発にとって確実な収益だからなぁ。そう考えると定額課金をせずにBattle Netの広告費だけで運営が行き届いているDiabloスゲーって話に落ち着いて、最終的にはDiabloはあの時代だからそういうことが出来たんだよという結論に至ってしまい不毛。
 とりあえずパッケージだけ買うだけで一通りのゲームは楽しめるのでお薦めゲームに挙げます。

積みゲーを消化しよう!のコーナー

 そういえばこんなゲーム買ったんだった、と完全に忘れていた第一弾。買いっぱなし、インストールしっぱなし、HDDの肥やしにしてました。気のせいかPCゲームのフォルダの容量が80GBとも90GBともあるんですよね。一体どれだけ入れっぱなしにしてんだ、俺。
 そんなわけでほぼAlphaテスト以来のヘルガテ。キャラはインストールした時に名前とクラスだけ入力済みっぽい。そういえば去年のHellgate購入時の記事に名前取れなかったって書いてあったわ。とりあえず、その名前のキャラで起動。さすがにリリースしてから数ヶ月経っただけあって、鯖は安定しているしグラフィックの処理落ちや、アイテムが消えるといった昔のバグは無くなっているように見える。
 クエスト内容やシステム周りも大きな変更は見当たらず、だらだらやりながら数時間でMuseumまで進行。ここの博物館クエストは、元英国博物館の最深部にヘルゲートが発生したという設定らしく、そのヘルゲートに侵入して内部からヘルゲートを爆破、そして脱出せよ、というミッションだったのですが、ヘルゲートの主がヘルゲート内部で倒した後、博物館まで追ってくるというイベントがあって、その際に博物館内の彫像(阿修羅像っぽいやつ)を手下として動かすという中々凝った演出をしてくれます。一度きりのクエストで、昔の経験からどこまでこの彫像の手下を増やせるのかとイタズラをしたくなり、ボスから逃げ回りながら彫像の起動を待っていたら、コイツ最終的には10体くらいの手下を召還しやがりまして、こちらは阿鼻叫喚。さすがにNamedが5体もTank役のBotに張り付くとBotの修理も間に合わずジリ貧で死亡。Hardcoreモードじゃなくてよかったと胸を撫で下ろしました。
 まずはNormalモードクリアして、Hardcore、Eliteが遊べるようにフラグ立てくらいはやっておこうかなと思います、後々のために。

みんなEQやればいいと思うよ

「15分以内にメールを返さなければ友達じゃない」「懐石料理の準備待てない」…5分でイライラ。待てない人々、増加
 その昔、Ever Questというゲームがあってな…
Named引くのに外れトリガーを何時間もモグラ叩きするのが当たり前だったんじゃよ。
しかも一人じゃ狩れないからってんで
その装備が使えないクラスも付き合いで数時間粘ってな。
しかもそのNamedの居る場所まで行くのに
InvisibleやUndead Invisible、Lullを駆使したとしても15分以上掛かったりしてな。
タクシーがいなかったら大陸マラソンという悲惨な事態も起こるんだ。
おまけに今度は帰りにも片道同じ時間かかってな
Evac使えない奴等ばかりだとまた一苦労かかるんだ。
歩いて来た道を帰れる場所ならいいんだが、EQには片道通行のダンジョンもあってな
下手したら21時にNamedのポイントに着いて、23時に帰り支度を始めたものの、
誰もEvac使えなくて朝5時までかかって洞窟の奥を通って入り口に帰ることもあったんだ…
誰か死んだらその死体回収にプラス数時間掛かる地獄のロードレースだったよ
そんなのが当たり前な時代もありました。

占いは信じないほう

 先日に引き続いてちょっと前の話題。
Gods & Heroes開発無期限中止(Gamespark記事)
 WoWのヒット以来、MMOG開発のパワーバランスが大きく変わったのは一目瞭然。次期主要タイトルにしてもWHOの他に目ぼしいタイトルが出揃わない辺り、以前どこかの記事で書いた通りMMOG自体が斜陽に差し掛かっていることを如実に現していると思われる。従来のような乱発から一転して各企業が守りの体勢に入っているなあと感じる。何か大きな変化(WoWが一気に廃れる等)が起こらない限り、個人的には少なく見積もって1年+は各ユーザーは既存のゲームに留まらざる得ない保守的事態になるだろうと予想。全ての鍵を握っているのはWoWでそのBlizzard次第という状況はBlizzard社自体が良く理解しているはずなので、手堅くユーザーを引き離さない対策を取ってくると思われる。とすると他の既存MMOGは何とか現在のユーザーを減らさないように努力するしかなく、これに失敗したとこが運営終了、というシナリオが有力じゃなかろうか。逆に新規タイトルに至っては知名度・ゲーム性としてメディアに取り上げられた段階で注目されていないと出オチになる悲劇が待ち受けているような雰囲気が感じられる。
 結局全てのMMOGがWoWと同じベクトルを目指しだしたが、その方向性だとオリジナルのWoWに勝てるはずもなく、差別化がなくなってきたMMOG各タイトルで共食い化しちゃうかもしれない。表彰台に乗るのに1位のWoWが頭1つ飛び抜けていて、2位3位争いが熾烈化するという状況。ユーザーにとっても開発にとっても、冬の時代到来かな。
 まあ、当たるも八卦当たらぬも八卦。