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 私には某Mirage管理人のような購入したハードウェアが悉く地雷となるゴッドハンドほどではないものの、30%前後の確率で地雷を引き当てる特技がある。それは衝動買いのものだけでなく、むしろ下調べをして「地雷率が少ない」と評判のものほど、その「低確率の地雷ナンバー」を引き当てることが可能だ。全く狙っているわけでもないのだけれど、こうもAWPerよろしくHSをズバズバ当てれると面白いものだ。
 逆にソフトウェアについては全くハズレを引くことがない。ファミコンの頃からそうだけれど、一般にクソゲーと呼ばれるものを選択したことがなく、むしろ購入したゲームは大半が後に隠れ名作とか良作と呼ばれる扱いになっている。例えPCゲームであれ、オンラインゲームであれ、それは変わらず自慢だが私が「これはいける」と判断するゲームは割りと人気作になる傾向が強い。このセンサーが働くのは主に私の好きなタイプのゲームであって、根本的に好きではないタイプ(生産ゲーム、箱庭ゲーム)ではこのセンサーは全く意味をなさないので万能とは言えないものの、大半のゲームは戦闘ゲームであるから往々にして役に立つケースが多い。
 もうPre-Orderしてしまい後の祭りなんだけれど、Hellgateをセンサーに掛けてみると予想外に点数が低い。80/100点くらい届くかと思っていたが、せいぜい70/100点止まり。うーん、面白くないことはないんだけどなあ…何かこう決定打に欠ける印象を受ける。Diabloを噛めば噛むほど味が出るスルメとするなら、Hellgateは噛んでも噛んでも味が変わらないガムのような。言葉では表現しにくい何か引っかかるものを感じている。βで体験できる範囲ではゲームとしてヌルイと言わざる得ないのが原因かもしれないし、盛り上がりもなく淡々と進むテンポの悪さに違和感を感じているのか。類似するMOとして最近やったものだとMHFがあるけれど、あれよりはかなり良いのは間違いない。ただ何か引っかかる、そんな印象。
 とは言え、パッケージさえ買えばシングルモードあり、オンラインも可能。課金して得られるメリットはせいぜい追加キャラ枠と倉庫共有枠少しという条件なら、これは「買い」だと判断できる。と考えるとやっぱりこの不安の最大の原因はリピート性に耐えられない自分の性格だろうなあ。CS,WC3と並んで「集中的にはやらないけど、たまに起動してすぐやめるがまた起動したくなるゲーム」の候補がまた一つ増える可能性大。

Hellgate:London

 とりあえず現時点では私のゲームセンサーが「買い」と判断。
 仮にコケたとしても、有料課金が必要なのはキャラクター登録数3->8また銀行のキャラクター間アイテム共有化などの面だけで、サーバー自体への定期的な料金は必要でないためパッケージさえ持っておけばどうとでもなるというメリットが大きい。
 まだパーティーメイキングのシステムに問題はあるようだけれど、これはすぐにでも修正が入るはずだろうし、その他のシステム的な面での致命的欠陥は見受けられない。ロードが長いくらいか。しかしこれは慣れの問題なので、Vanguardのように至る所にストレスの塊が落ちてるほどではない。あとは好みの問題かな。とにかく画面が暗くて暗雲たる気分に慣れれるか否か。日の当たるゲーム画面に慣れてる一般的MMOゲーマーにはキツイんじゃなかろうか。どちらかというとQuake、DOOM、コンシューマならバイオハザード的雰囲気が終始続く。あと光源が少ないためキャラクターのモデルに萌えだとかかっこよさだとかを求める人にも無理だろうな。典型的な「動かして」遊ぶゲームであって「眺めて」遊ぶゲームじゃあない。
 そういえば、ゲーム開発者は自分が影響を受けたゲームを作る傾向にあるという話をしたことがある。モノを作る上で何かに影響を受けることは間々ありうることだし、人間は思い出の中に生きるものだ。もちろん商品として売れないとダメなのでその点は考慮するべきなんだろうけれど、ゲーム製作者が過去に面白かったゲーム≒自分が企画するゲームな気がする。ゲームをプレイする側にとっても「過去に面白かったゲーム」に類似するゲーム=面白さが期待できるゲームと思うのではなかろうか。
 私の場合、インベーダーやマリオがそれに当たり、少なくともマリオやインベーダーはキャラクターを「眺めて」遊ぶ類のモノではない。だから私にとっての面白いゲームの定義とは「動かして楽しい」ゲームであり、現在の流れの中にある「眺めて楽しむ」ゲームというのはどうしても受け入れられない。
 先に書いたとおりゲーム開発者・企画者は自分の経験からゲームを作る。現在のようなグラフィックが高度に発展し、「眺めて楽しむ」ゲームが流行った世代がゲームを作る側になった時、恐らく10年以上先だろうけれど、彼らが提供するゲームは恐らく私の求めるものとは食い違ってくる。そう考えると、その頃がゲームの止め時であり、老いて老兵去るべしなのかなぁと最近思った。
 まぁいずれにせよ当面の最大の敵はGamestopのカード認証画面です。

ファーストインプレッション

 Covent Station Marketのボスが何回やっても倒せないので、ここで一呼吸置いてHellgateについて。
 Marksmanでキャラクターを作成してプレイ中。現在Lv7でスキルや武器強化など試行錯誤の真っ最中。あまり細かいゲーム内容についてはNDAのため口外禁止ですので、システム周りとかの感想を。
プレイ環境
CPU:Core 2 Duo E6600(3.0Ghz OC)
RAM:2.0GB
VGA:Geforce 7900GS
HDD:SATA2
この環境でグラフィックをMiddleに落とすとFPS30で安定。High,Very Highはかなりきつい。特にエフェクト関連とシャドウマッピングがキてるのかなと想像。またロード時間が意外と長い。一般的なSATA、ADSL回線でログイン後のロードに20~30秒かかっている。稀にmobがワープすることがあるため通信系の不備だと思うけれど、Hellgateを起動後ゲーム終了させるとIE等のブラウザも相当遅くなっている。多分最適化が完璧じゃないと思われる。今後のテストに期待。またAlt+Tabでタスク切り替えを連続で行うとエラー落ち。このスペックで足りない…と言われたら大半の一般PCユーザーはついていけないと思われるので、やっぱりプログラムエラーだろう。まだまだα段階だしね。
 あまり語っちゃいけないけど、抽象的なゲーム感想を。
 とても地味。グラフィック的に華になるものがない。多分、日本語版は失敗する。間違いなく。きっと。重さといい、ゲームの雰囲気といい、グラフィックといい全てにおいて日本のオタク層と真逆を突っ走る。いい意味で洋ゲーマー向け。
 WoW以来そうだけど、クエスト受注可能NPCの頭に「!」マークを。クエスト完了NPCの頭に「?」マークを載せるのは今や常識となりつつある。Hellgateも同様にかなりの親切設計。文字フォントも比較的大きめで、小さい文字が何十行にも渡って長々と書いてあり、それを目で追わなければならないという苦痛はない。これって何気ないけど重要なポイントだよね。
 あとアイテム、装備、NPCやPCへの個別コマンド、例えば/whisperや/tell、/trade等のコマンド呼び出しの方法はこの手のゲームとしては画期的な取り込みじゃないかなと個人的に思う。Hellgateで初めに感動したのはこのユーザーインターフェイスだった。シンプルで直感的に扱えて且つ便利。

 久しぶりにMSNメッセンジャー起動したら今月5日付けのメールでHellgate:LondonとTabula Rasaのαテスト、ベータテストの当選メール着てた。Mythosのベータは30分で飽きた自分が、駄ゲー臭のするTabula Rasaを果たして何分遊べるかレッツトライ

拡張第二弾


 Wraith of the Lich Kingだそうです。
今度はNorthlandでLichKingと同化したArthusだそうな。これは是非やりたいなぁと思うけれど、今更レベル上げメンドクサイ。新クラスにDeath Knightが使えるようになるらしい。やっぱり主力武器はDeath Coilなんだろうか。攻防一体のアンデッドヒーローの万能スキルなんだが、どう調整するんだろうか。アンデッドヒーローの持ちスキルで実装されてないのって確かDeath Coil,Death Pact,Unholy Auraくらいじゃないか?Lichのスキルは確か実装されてた思うけれど。あと使えるとしたらUnholy Frenzyとかくらいか。
 っていうかWoWってWarcraftのシナリオの直接の続編とはならないと最初に宣言してなかったっけ?とすると、このLichKing入りのArthusもやっぱりWarcraft3の補足みたいな感じで直接の続編ストーリーはWacraft4になるのかなぁと期待。Death KnightはShield装備不可のTank/DPSのハイブリッド設計という話らしいけれど、それじゃ確実にUnholy AuraとDeath Coilで凧揚げキャラになるんじゃないかとwww