Warhammer vermintide2

今年消化したゲームその6

今年のナンバーワンがこれ。延々とネズミ狩りか牛狩りしてるんだけど全然飽きない。今年は”vermintide2やる→2、3か月積みゲー消化→これに戻る”このサイクルをずっと繰り返していた。L4D2はそこまでハマらなかったけど、ほぼ同じシステムなのにこっちは全然飽きない。効率を考えると武器とタレント構成はほぼ迷い無いんだけど、ちょっとロマン寄りの構成組んで足りないところを技量でカバーすれば何とかなるアクションゲームっていうのが丁度いいのかもしれない。

11月に一時期無料配布されたおかげで、新規プレイヤーがしっかり入ってきて、無茶苦茶なプレイングで阿鼻叫喚のゲームになったりすることもあるけど総じてそういうハプニングもそれはそれで楽しめるようになった。これがもし10年前だったら糞プレイヤーにマジギレしてるとこだけど、何だか自分自身もうすっかり丸くなってしまったので、そういう自分勝手で利己的なプレイヤーに遭遇した時も我が儘な子供の面倒を見る保護者の態度で接することができるようになった。無謀にも敵のエリートエネミーの群れに孤軍で突っ込んでいく猪がいても、しゃあねーなーって言いながら何だかんだフォローして一緒に全滅するのが楽しめるような心境に至った。もうすっかりおじさんゲーマーの仲間入りだ。

Planet Zoo

今年消化したゲームその5

動物園作るゲーム。はい、終わり。

もうね、俺だけのサファリパークでジープ乗ってライドツアー10分コース組んでずっとその乗車視点で動物眺めてるの。あと30分くらいカバ園作ってぷりぷりのカバケツ眺めてるの。それ以外にフラミンゴ150匹過密育成して自然映像でよく出てくるフラミンゴパーク再現したり、作って放置して眺めてるだけで癒される。FPSとかで対人戦に疲れた心に染み入る。

冗談はさておき、ゲーム自体はとても自由度が高くて、DLCがもう少し買いやすいお値段になれば言うことなし。シングルのシナリオキャンペーンは意地悪すぎるんで無理してやる必要なし。そもそもクリアして貰えるのは金メッキの動物像と実績だけだし、開発者の意図を察するところ、フリーモードに飽きた人にお題として提供してるんだろうなと思います。

Spellforce3 Fallen God

今年消化したゲームその4

去年のオータムセールで買ってたSpellforceシリーズだけどこれにて完結した。3部作合わせると3か月程かけて100時間くらいやってたと思う。全部合わせるとなかなかのボリュームだった。これで3000円でお釣り貰えるんだから良い買い物だった。
今回は話の筋自体は割とまともだった。登場キャラもトロールばかりでなかなか個性的。キャラクターたちは若干理解不能な考え方してるけど、その辺はトロール文化だから仕方ない。そういう意味では人外ゆえにキャラクターの思考がぶっ飛んでる点はずっと納得できる。最初は過去2部とは全く違う時系列、土地の話かなーと思いながらやってたら最後の最後にどんでん返しで本編との繋がりが示されて嬉しいサプライズだった。

ゲームバランスは序盤は前作より厳しい。回復手段が乏しいので初期はヒーリングトーテムとダイレクトヒールに使うMPが尽きたらトロールの高HPと簡易蘇生頼みのごり押し戦術しかないっていう塩梅。しかもろくに防具が手に入らないんで1/3くらいまでは軽装にせざるを得ない状況で敵のスキル攻撃がキツイ。前衛の二人は初期武器は二刀流・片手斧と両手斧だったけど脆すぎてダウンしまくるんで早々に片手武器+シールド編成に変更。途中から手に入った後衛用のバフ杖が大活躍して大分堅くなったけどそれまでは苦しい時期が続いた。RPGパートはそれでもマイクロコントロールで細かく操作が効くけど、RTSパートは気付いたら前衛が死んでることが何度もあったのでなかなかのハードなゲームバランスだと思う。あくまで1部や2部をクリアした経験者向けのゲームかなという印象だった。

Spellforce3 Soul Harvest

今年消化したゲームその3

前作の時系列で3年後のお話。
今回はいきなり別の主人公でリスタート、しかも前作主人公は開始早々に話の都合で死ぬことになる。キャラメイク自由だったからプレイヤーによって男か女かも分からないんで仕方ないんだけど、顔グラフィックもボイスもなく、殺されたの一文で死亡扱いするのはさすがに酷すぎませんかね…。仮にも前作の主人公ですよ。あまりにも酷い扱いで泣ける。
あとついでに前作で知恵袋として八面六臂の活躍をしたIsgrimmというドワーフのおっちゃんが内面に秘めてた怨恨を爆発させてドワーフ族は大惨事に。そういえばお前Reforgedで古代人Shaperの知識色々仕入れたときに何かやりたそうにしてたわな…。前作主人公は死ぬし、立役者のIsgrimmは投獄されるしもう無茶苦茶だよ洋ドラのシナリオ。
唯一の癒しはエルフ族のYriaお姉ちゃんだけだけどこの人はこの人で昔の夫のことでメソメソ泣き言言い出して、最終的には過去をやり直したいとか言ってReithも自爆して死ぬ。もうね、みんな死ぬ。一応最終決戦終わって主人公は生き残るんだけど、こいつはこいつで人として最低のクソ野郎だってことが最後の種明かしでバレるし登場人物だれも彼も良いとこ無し。その上この主人公エンディングでは、それでもみんな前を向いて未来へ進もうって妙にポジティブ思考で、控えめに言って人格破綻してるだろとツッコミ入れざるを得なかった。

ゲーム的には、前作であまり評価できなかったシステム面とバランス面で改善されていたので大変遊びやすく改良されていて良かったです。飛行ユニットも登場したし、今回はエルフユニットとドワーフユニットから駒を選択してRTSバトルに臨める点で目新しさもあった。結局攻城兵器揃えるよりネームドキャラの攻城スキル連打が最適解なのはどうかと思うけど、あんまりそこでプレイヤーに苦労させるもんじゃないだろうしこんなもんかなと思う。RTSパートのバランスは、支城を順次落としていけば本丸のリソースが削られていって、最後はリソース差で相手のガチガチの本陣に正面決戦っていう展開ばかりなのは若干パターン化されつつあって、タワーラッシュのような奇策の余地がもう少し欲しいなと思う。
その辺はPvPモードに期待だったんだけど、このSpellforce3はTHQアカウントを作成しないと対人マッチングに参戦できないので諦めた。Steamアカウントでゲームやってるのになぜこの上THQ垢の作成を強制されるのか理解不能だ。自社プログラムに誘導したいんだろうけどそこら辺は譲歩してくれないとマルチは誰も来ないと思うよ。

Spellforce3 Reforced

今年消化したゲームその2

これ多分日本語版あればバカ売れしてただろうなーっていうストーリーとアートワークのクオリティを持ってる。
ただネームドヒーローが歩兵軍団に混ざるとピックしにくくなるのはRTSゲームとして大問題だと思うよ。Warcraftのようにヒーローユニットのビジュアルを際立たせて画面内で位置を把握しやすくするとか、ユニットの表示単位を調整してもう少し大きくするとか色々やりようはあると思う。Age of Empireのようにネームドがいないゲームでリアル頭身キャラのビジュアルはアリなんだけど、ヒーローユニット制を取り入れているならその辺の遊びやすさをもう少し改善してほしかったなというのが個人的な要望。

ストーリーとしては、悪い魔法使いの息子(または娘)として生まれた主人公が反抗期に親に逆らったところちょうど正規軍の現場踏み込みに鉢合わせして、何だかんだあって王国軍の小隊長の義理の息子として育つのがプロローグ。その後任務で魔法的な奇病を調査に赴いていたところ、先に述べた捕り物事件の最中に主人公の父親に妹を殺された兄ちゃんと喧嘩、その弾みで殺してしまいさぁ大変。王国軍にはいられなくなった主人公は裁判にかけられて処刑を待っていたところ頭イッちゃってる宣教師に乗せられて牢屋から大脱走。

もう何だかNetflixの海外ドラマでも見てんのかっていうような濃い内容で途中からドはまりしてしまった。先が気になって気になって仕事も手につかないくらい話にのめり込んでしまったのは久しぶりだった。いや、これ本当に話が面白いよ。ぜひおすすめ。