LIMBO

INSIDEと非常によく似たゲーム。
これが作られた後継としてINSIDEが開発されたらしい。遊ぶ順番としてはこっちを先に遊ぶのが本筋だったな。

正味4時間ってところだろうか。内容は非常に短い。ストーリーもあってないようなもので何のために主人公が探検しているのか全然分からない。先にINSIDEをやったせいかずいぶん薄味に感じられるゲーム性だけど何か所か解法が思いつかない箇所があったので最終的に攻略情報を一読して進めた。INSIDEと比較してパズル攻略の導線に当たる情報が非常に見えにくい場所がいくつかあるのが気になったけど、値段を考えると十分なゲームだと思う。

ほどほどに難しくて、思ったよりさらっと終わってしまう。実績のために念入りにリプレイ重ねたい人はいるだろうけど一周すると解法がバレてしまうため二度目からは作業となってしまうのはパズルゲームの定めだな。

Vampire Suvivors

はっきり言ってすごいチープなゲーム性だった。
いや、ゲームなのかな?これは。どちらかというとパチンコとかスロットとか、そういった遊戯に近いように感じる。これを数百時間やれる人は多分パチンコに朝から晩まで行っても全然苦に感じない人だと思うので、そもそも私とはちょっと違う感性なんで事前に読んだ評価レビューは参考にならないなと思った。

10時間は遊んだんだけどここから先もステージの背景を変化させながら結局同じ30分の繰り返しかと思うとあまりのめり込めない。でも30分できっちり終わるところやあまり頭を使わなくても何となくダラダラと遊べるのはそれはそれで需要があるんだと思う。確かに私もそういうゲームをしたくなる時がたまにあるので理解できないわけではない。

300円という値段とシンプルな操作性、ゲームテクニック的な面であまりやり込まずとも派手なエフェクトと爽快感を味わえて30分で終了する時限性という様々な要素が絶妙なバランスで組み合わさって多くの人の支持を得たということなんだろう。

Crab Champions

まだアーリーアクセス中のゲームだけど非常に興味をそそられるゲームだった。ちょっと難しいけど。
見た目がカニなのはかなり謎なんだけど、まぁ時代が令和だし、カニもショットガンくらい撃つかもな…。
カニだけど前後左右自在に歩くことが出来て、前後はダッシュジャンプと二段ジャンプが出来るのも全く謎なんだけど、まぁ時代が令和だしな…。
カニだけど大阪のオバちゃんみたいなヒョウ柄の甲殻スキンがあるけど令和だしな。

見た目はゲテモノだけど動作は爽快でアクション性の高いTPSになっている。
ただ難易度が嫌がらせかというくらい歪で、敵の誘導性能が高すぎるせいかノーマル難易度でも容赦なく殺しに来るのはインディーズっぽいと言えばインディーズっぽい。自分も含めて軽く時間潰しにスコア稼ぎして遊びたいゲーマーはイージーくらいの難易度を緩く回してるくらいが関の山だろう。選択武器によって色々戦い方が変わるのとMODの引きと組み合わせが噛み合うかどうかも重要なんで、ISLAND40~50辺りが第一関門かなと思った。一週目のボスまでは誰でもクリアできるけど、そこまでのMODの引き次第で一度目の振るい落としがあり、感覚的に70~80辺りで二度目の振るい落としがある。与ダメに応じてライフ回復されるMODや基礎ライフ上昇MODを早いうちにレベル3以上にして最初のボスまでにライフ2000以上は維持していないと、そこから先の敵のダメージ上昇曲線に対して準備が追い付かなくなる。被ダメカットMODでもいいけど、気を抜くと青カニの氷結攻撃から場外へ落下で大ダメージという嫌がらせに気を付けないといけないステージが結構あるのと、浮遊ドクロが数体同時沸きして、大ナメクジも2匹くらい同時に来る段階に至ると回避スペースがなくなるため、超火力でこれらを秒殺するか被弾覚悟で応戦するかの二者択一になる。こういう状況で上手い人はスペースを見つけて突破できるんだろうけど自分には無理だったので一般的なプレイヤースキルのゲーマーにはなかなか辛い設定のゲームだった。

とは言え動作は軽快でグラフィックは綺麗だし雰囲気は爽やかだ。アーリーアクセス中なので価格も1000円少々で買える。

Call of the Sea

今回のゲームはUnreal Engineベースで作られた3Dパズルノベルゲームです。
主人公ノラは太平洋の孤島で失踪した夫から送られてきた小包を手掛かりに舞台となる島へ単身やってくるところから物語が始まります。
ノラの家系は腕に原因不明の斑点ができる奇病を患っており、それが原因でノラの母親は亡くなっています。夫はその病気の謎の解明のため太平洋ポリネシア地域の探索に赴きそのまま行方不明になっていたのでした。
島に降り立ったノラはまるで人を寄せ付けないように細工が施された島のパズルを解きながら島の奥へ進み島に伝わる伝承と己の運命を知ることになる、というクトゥルフ系ミックスのノベルゲームの一面もあります。

クリアまでの時間は6、7時間。パズルの解法は単一で一度クリアして種が割れると二周目のプレイは意味がないタイプのゲームです。
またパズル自体もギミックをガチャガチャ動かしているうちに、いつの間にか答えを引いてしまうケースが多いのが難点です。理論的に説明できる正攻法の答えの導き方を思いつく前に、積み木の組み合わせが偶然当たりを引いてしまうこともしばしばあったところは消化不良でありました。しかし、逆に言えば深い思考をしなくても体当たりでゲームを先に進められるように作られているということでもあるので、無難な落としどころかなという思いもあります。あんまり難しくしすぎてプレイヤーに意地悪するのはゲーム制作者の望むところではないのでしょう。私もどちらかというとゲームはクリアしてこそ、という考えに近いのでこのゲームの設計は良心的でよく出来たゲームだと思いました。

一人称視点で進みますが激しいアクションや操作スピードを求められる部分はないので、リラックスした姿勢でのんびりパッドでプレイしました。若干画面酔いしやすいかなと思ったのでFOVを90から100に変更。初期値は少し酔いやすいと思います。
ゲームのボリュームを考えると通常価格2300円は少し高いかなと思うので大型セールで1000円以下だと適正かなといった感じ。映像は綺麗だし雰囲気に沿ったパズルやなぞなぞも出来がいいんだけど如何せん解法が1個しかなくルート分岐もなく一周で物語の全容が掴めてしまうという点は減点対象になってしまう。

Middle Earth : Shadow of Mordor


Day1
メインストーリー無視して小隊長狩りをしていたらついに激怒した小隊長たちが徒党を組んで集団で襲ってきた。とある小隊長と楽しくタイマンしていたら急に背後から沸いて出たネームド小隊長5人。お前らどこから出てきた!?つーか1+5対1とか卑怯やろ。走って逃げてエンカウント切ってしまえばリセットされることを知らなかった俺はここで必死に6対1を試みるも袋叩きに遭い無事死亡。何かドサクサに紛れて参戦してた一般兵が俺を殺した功績とやらで新しく小隊長に任命されてやがる。お前覚えたからな!三日後100倍だからな!!!


Day2
何か何度殺しても復活する妙な小隊長がいる。しかもいつの間にかレベルカンストしてやがるせいでこっちは二発殴られたら強制的に戦闘終了になる理不尽。許すまじ!許すまじ!


Day3
クラウグという巨人系の敵にちょっかい出して3回殺される。こっちの攻撃は一切通らず倒し方が分からない。そこでようやくストーリーを進めないとアンロックされない様々な機能のせいで成長が止まってることに気付いた。ついでに洗脳と軍団長への指示の出し方とかも教わる。あー、これはこうやって遊ぶものだったのか。どうりで殺しても殺しても小隊長が湧き出て止まらないわけだ。


….Day10
色々あって30時間で薬草採取と動物狩りのクエストも完了。イシルディンとアーティファクトの蒐集も100%達成。はぐれものの回収も完了。三種の武器クエストも全て達成。ゲーム内の蒐集は完了したところで満を持してメインクエストを進行させて、支配した5人の軍団長を引き連れて黒の手さんにご挨拶してエンディングまで視聴終了。

うーん、これトゥームレイダーだ!