DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記17


【Bellegar式倫理審査会】
Orobas Fjordsのとある洞窟に入ると現れるBellegar氏。今度は倫理審査を始めるらしい。このまま洞窟を奥へと進むとお前の前に二者択一を選ぶ状況が訪れるからいずれかを選ぶが良いと言い残して去ってしまった。この人ドラゴンナイトのこと好きすぎる。ストーカーかもしれん。


第一の問いは女を丸め込んで宝飾品と金品を騙し取ろうとする男とそれに抵抗する女が口論しているところから始まる。腰の剣をちらつかせながら女を脅す男を擁護するか、女性側に着いてドラゴンナイトの名を出して男を追い払うか。
私は秩序側のロールなので当然女性を守る選択肢を取った。すると二人の奥にあった二つの扉の片方が開いて先に進めるようになる。どうやら取った択に応じて先のルートが変わる試練のようだ。


第二の問いは伯爵の行軍に参列し戦場に行こうとする農夫の夫とそれを止めようと説得する妻が喧嘩しているところから寸劇が始まる。それに対して、
1.私が一緒にいるから彼を行かせてやりなさい、未亡j…奥さん
2.私の力を幾らか彼に与えよう(ステータスポイントを分け与える)
という二者択一を迫られる。ステータスポイントがマイナスされるのは痛いところだが前者の選択肢はあんまりにも酷い。どう見てもNTRじゃないか。いや、この際主人公は間男なんだから寝取りか。
いやいや、これはモラル的にアウトでしょう。


なお、ステータスポイントを分け与えて彼が駆け出して行った扉の先を私も辿っていくことになるんだが、次の間に広がるたくさんの死体と旗に描かれた首吊り男の絵が結末を暗示していた。運命は残酷だ。


第三の問いは余命幾ばくも無い老人の願い聞くこと。彼には一人息子がいて最後に一目会いたいが今夜の峠を越えられそうにない私はもう息子に会えないと嘆いているところで二択を迫られる。
1.とても悲しいですね。ゆっくり休んで。良い夜を!
2.あと二日生きる力を私が分け与えよう(VitalityとSpiritポイントを彼に分け与える)

だからその1.の選択肢は鬼畜すぎるだろ!
さっきから何なんだこのイベント。

いくらなんでも道義的にアウトな選択肢を選ばないのであれば強制的にステータスポイントを下げられるっていう罰ゲームさせられてるんだが!


最奥まで到達するとご機嫌なBellegarおじさんが再び登場してステータスポイントを減らした私を煽る。(これは煽ってるようにしか見えない)
そして報酬として弓、ハンマー、両手剣の三つの武器から一つを選んで持っていくといいと言い渡して消えていった。
これで下手な報酬だったら怒るからな!


普通に可も不可もない装備品でコメントに困った。

DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記16


【Yukie!】
ユーキーな人族との意思疎通 10ユーキーで人族の言語を学ぶ方法

第1ユーキー:語彙
人族はユーキーな単語を使い、各単語にはユーキーな意味がある。これは我らインプには単にユーキーに聞こえるが、その発音にはユーキーな意味合いが含まれている。これは人族が狩りも殺しも繁殖もユーキーする代わりにたくさんの問題をユーキーするからユーキーになってしまっているからである。

第2ユーキー:例
ユーキーな人間の独創的な概念によると我らインプには理解しきれないユーキーな事象が以下のものである。

愛:ユーキー
友愛:ユーキー
自由:ユーキー
団結:ユーキー

ユーキーできるなら人族は非常にユーキーな種族なので、奴らをユーキーしようという試みは多分我らのユーキーを越えている。

DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記15


【鶏は世界を救う】
Champion Harbourの港にて騎士Brutusから昨今トロールの襲撃が頻発していてHigh Hallへ部下のQuintusを向かわせたが音信不通になってしまった。ちょっと行ってみて状況がどうなっているか確認してきてくれないか?との依頼を引き受ける。
久しぶりに真っ当なクエストに思える。
相手は魔物のトロールで依頼主は騎士隊長。魔物が襲撃してくるから迎撃せよというシンプルにファンタジーRPGらしいクエストだ。完璧にテンプレで王道のクエストに涙が出そうになる。これだよ。こういうクエストでいいんだよホント。
もう変化球とか要らないからな。


High Hallに到着するとすぐにQuintusが見つかるがすぐに一匹のトロールが集落に向けて襲撃してくるので迎撃することとなった。
どうやらトロールたちは炭鉱の奥から定期的に徒党を組んで襲ってくるらしく、何度も何度もQuintusたちは防衛のためトロールたちと戦い続けてきたが、いつまでも減らないトロールの兵力に物資も気力もそろそろ底を尽きはじめていたところだった。
トロールの襲撃について詳しい話を聞くとどうやらこのトロールたちの背後には大地の魔導士と名乗るMundusという男が関わっているらしい。奴の専攻は力のルーンに関するもので今回は奴の得意魔法である魔術的な召喚陣を開いてそこから使い魔たちを召喚しているのが原因ということが判明している。ただ奴がその陣を開くのに魔導書を使っているのか何か儀式めいたものをしているのかは不明。Mundusはトロールたちが出てくる炭鉱の最奥にいてそこまで辿り着くのが難しいようだ。そこでQuintusから自分たちの代わりに炭鉱の奥に赴いてMundusの襲撃を止めてくれとの依頼を引き受けることとなる。

しかしトロールが次々襲ってくる炭鉱に単身で踏み込むのか?と言われるとちょっと不安なのでダメ元で誰か援護してくれる者をつけてくれないかと頼んだところ隊員を二人呼び出してくれた。これはありがたかったが、もし彼らが死んでしまえばBrutusから不評を受けることとなる注意をされた。欲を出して要求してみたが、うっかり護衛要素まで入れてしまったのは失敗だったかもしれんと思いながら炭鉱へと足を踏み入れる。


炭鉱の中はたくさんのTroll Babyたちが徘徊しており完全にトロールの生産工場の様相を呈していた。所々に鉱脈が露出した洞窟内で仔トロールを倒しながら進んで行くとバリアされたエリアの手前にルーンキーパーと名付けられた大型の成体トロールがいるのでこれを倒して付近に落ちていたルーンの欠片っぽいものをゲット。

ここで援護の騎士2名と別れることとなり、単身で別の横道から更に奥へと進んで行くと先ほど拾ったルーンを設置できるところがあるので嵌め込んでみたところ更に奥へ進むことができるようになる。行き止まりのリフトを操作して昇降するとMundusと大型トロール2体が控えている区画に到着。

不敵に笑うMundusだったが暗い洞窟でよーく見てみると見覚えのない顔であることに気付く。お前誰?って。
そりゃあ普通Quintusが来たと思うところだろうな。だが私はQuintusほど血の気が多いわけではない。要はトロールたちへの襲撃をやめてくれればいいのだ。
まずはMindreadingでMundusの思考を読み取ってみると、どうやら彼が操っている友情のルーンがこのトロールたちをコントロールするための肝になっているようだ。


このルーンをぶっ壊せば周囲でMundusを守っているトロールたちが暴走してMundusもタダでは済まないことになるのは想像が出来るが、敢えて口八丁でこの場を切り抜けるのがRPGの醍醐味だ。まずはMundusがなぜこんな場所にいてトロールたちに集落への襲撃を指示しているのか問い質す。
すると元々彼には積極的に人を襲う意図はなく単に自分の研究に打ち込みたいだけなので、この炭鉱の奥に住み着くことを許してくれて尚且つ勝手に食事が出てくれば外の世界の人間たちと関わらないようにしてもいいよとのこと。

要するに魔法ニートか。
お前働きたくないだけだろ。
ずっとモラトリアムの時間を過ごしたいだけだろ。

毎日食事が勝手に出てきて好きなことを好きなだけしていられて、誰からも指図されることなく好きな時間に起きて好きな時間に寝られる生活がしたいとか人生舐めてんのか。


これはもう殺すしかないかなーと思いながら会話を進めると選択肢が4つ。

なんか一番上にコイツにとって都合の良いことが書いてある…。

あー!
そういえば結構前に滝の裏の洞窟でチキン部屋があってそこでチキン・ルーンという変なアイテム手に入れていたんだった。陰鬱な洞窟の奥に急に部屋中で鶏が放し飼いになってるところがあって一体なんのための場所なんだろうと分からなかった案件だ。あれがここに繋がっていたのか!

非っっっっ常に不本意だが都合良く手元にこんなアイテム持ってて私には無用の長物なので彼にくれてやることにした。
もうお前はここで一生鶏食ってろ。野菜は自給しろよ。

ルーンをMundusに渡したところさっそく起動させ、この場に次々と生きた鶏を召喚しまくる。
無限に鶏を召喚し続けるこのルーンがすごいのは分かったが、ところでこれ一体どこの鶏を呼び出してきてるんだ?
よく考えたらこいつがこのルーンを使えば使うほど不利益を被る誰かがいるんじゃないのコレ。


ま、まぁQuintusとBrutusにはめっちゃ褒められたから良しとしよう。
農場から鶏が忽然と消える怪事件が起きていても私は知らんぞ。

DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記14


【二者択一】
Battle Towerの支配権を手に入れたら最後のチャプターに当たるOrobas Fjords編が始まる。
このエリアは再びBroken valleyのようにフリーローミングで色々クエストを遊べるエリアになっている。
例えば入って早々に浜辺で出会うNoraとKaren。この二人が流れ着いた男の死体に嵌まっていた指輪をどうするかで揉めているところに出くわす。家族を探し出して指輪と本人が死んだことを伝えるべきと考えるNoraと死者に指輪は不要なのだから私たちが持ち去っても問題はないと主張するKarenの諍いを仲裁することとなる。
私も良心があるのでここはNoraに加勢して指輪は家族の元へ届けるべきだと言おう…として一番上を選びそうになってちょっと手が止まった。

なんか一番上におかしなこと書かれてる…

いやいやいや、お前が盗るんかーい!


続けて海岸線に沿って街道らしき整備された道を辿っていると二人のドラゴンスレイヤーたちが揉めているところに出くわす。
許可がないとこの先にはお通しできませんと止める騎士とオレ様を通さないとどうなるか分かってるんだろうな?と凄むベテランっぽい騎士。今度は選択肢をよく見て両者を嗜める上を選択した。下はだいぶ皮肉っぽい言い回しになるのでちょっと正道っぽくない。

このゲームのドラゴンナイトは設定上秩序側っぽいんで選択肢が複数提示されるこの手のケースでは正道を選ぶと大体上手く話が転がりやすくなっている。逆に邪道キャラのロールをする場合特にサブクエスト関係において取り逃がすことになるイベントが多いので、会話においては皮肉屋っぽい言い回しの回答や煽るような言い方をするのは要注意だ。殺さなくてもいいNPCが逆上して襲い掛かってきて殺すはめになったり、話が拗れて口を聞いてくれなくなったりする。


こんな感じで選択肢に失敗したせいでNPCとの関係が悪化してこの先のダイアログが追えなくなってしまった。
まぁこの男は自称ゴブリンの生まれ変わりだか何だかよく分からない妄想に憑りつかれた頭のおかしい人だから深く考えなくていいだろう。

…本当は気になる

DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-ドラゴンナイトのすすめ4


Battle Towerを手に入れたらここが今後の活動の拠点になる。
様々な機能がここに集約されているのだがまず一番大事なのがこのCoffer、要はアイテムボックス。何と400も容量がある上に、全国どこにいてもインベントリーからアイテムを右クリックすれば「アイテムボックスへ転送」というメニューが使えるようになる。これでわざわざ拾ったアイテムをアイテムボックスへ送るためだけにBattle Towerへ帰還しないといけないということがなくなる。すごい便利なんだが、アイテムボックスくらいBroken Valley Villageにいた頃から使わせてほしかったのが本音。


Broken Valleyの西部にいたDreavanに代わって今後エンチャントしてくれるのは先日Sentinel Islandのデスゲームを生き残ったこの人。これまでDreavanに引き渡していたエンチャントレシピも全て移行しているので安心していい。
その他ポーションの調合を担当するアルケミスト、ペットのパーツ交換や強化を担当するネクロマンサーもそれぞれBroken ValleyでサポートしてくれていたNPCたちの置き換えになる。


ちょっと変わっているのはスキルトレーナーとして選択したNPCの役割。リストの一番上の5000Gで買えるUnlearn All Skillsはこれまで割り振ったスキルポイントをリセットする効果を持つ。その他リストに提示されているのは従来上限レベル5だったスキルレベルを10以上に引き上げることができるという効果がある。
出来ればここからレベル上げを加速していきたいのでWisdomは早めに上限を突破させて常に最高レベルまでポイントを注ぎ込みたいところ。

尚、これらのNPCたちから受注できるクエストを達成すると彼らの製作可能物の範囲が広がったり覚えられるようになるスキルレベルの上限が上がるので、提示されるクエストはとりあえず全部引き受けていい。これから先の主な舞台になるOrobas Fjordsを適当にうろついて冒険していると彼らのクエストアイテムが手に入るようになっている。しかし、このゲームはフラグ管理が雑なのでSentinel Islandで選択の末殺すことになったNPCたちのクエストアイテムもなぜか手に入るようになってる。