溜りの谷を入口から俯瞰すると奥に向かって全域が毒地帯になってる模様。
本当に今回は毒との闘いだなと思いながら探索しつつ奥へと進んでいく。明らかに普通の装備では耐久不能な毒地帯の探索は諦めて一旦次の篝火へ急ぐ。こういうのは耐性装備が手に入るようになっていたり、ギミックで毒が解除されたりするのが相場だから現時点で無理はしない。
次の篝火に触ってさらに奥へ。闇魔法の大砲を撃ってくる敵や両手に三日月斧を手にした敵の群れなどで何度か死につつ、順路に従って進むと再び闇霊喪失者が侵入してきたので迎撃した。闇霊の侵入多すぎる上にいつどこから来るか分からないから結構つらい。そのまま進んで行くと毒壷が大量に設置してあるエリアになり、配置されているmobも毒の霧を発散するキノコのようなものまで登場してきてますます毒々しい。前作の病み村も大概だと思っていたけどやっぱりこのゲーム作ってる奴らは意地が悪すぎる。
この土の塔に入ってすぐのところでさっそくボス霧がある。相手は貪りデーモン。
うーん、この姿かたちを見て少年アシベのゴマちゃんを連想したのは私だけだろうか?
攻撃は短い手を振ったりごろんごろんとその場で横回転するだけ。突進もないしブレス攻撃もないので横からチクチク攻撃してたらあっさり倒せてしまった。この強さでボスかと言われると疑問符が浮かぶけど、きっと前座なんだろうと思うことにした。そういえば溜りの谷の非毒地帯のルート上には他にボス部屋が見当たらなかったので溜りの谷のボスと思えば1エリア1ボスとして数の帳尻は合うのかな。でもあの毒地帯が解除されたら奥へ行けるようになりそこに真の溜りの谷のボスが配置されているパターンとかありそう。
そして土の塔下層の篝火にタッチして塔にチェックイン。細い渡り廊下や物陰に配置されている盗賊系の敵に四苦八苦しながら上へ上へと登っていく。斧槍系ではこの素早い敵に対処するのに余計な一手が必要になるのが分かったので武装はクレイモアと使い分け。結構入り組んだ構造と各所に用意されたジャンプで飛び移るポイントに四苦八苦しながら次の篝火に到達。厭らしい敵の配置を初見プレイなので一進一退ながら慎重に進めていってるので床のメッセージも全部読みながら進めていたんだけど、第二の篝火の少し手前にたいまつを持ってこいというアドバイスがあったので目の前で調達したたいまつを持ってウロウロしているとたいまつをなぜか風車に点火してしまう。轟轟と音を立てて燃え上がり最後は焼けて停止してしまったがいいんだろうか?
まぁ動かしてしまったギミックは仕方がないということで自分は塔登りを再開する。基本的に死角に盗賊が潜んでいて背後から襲撃or前後から挟撃という嫌がらせのような配置を切り抜けると有料で梯子をかけてくれるおじさんに出会う。光る楔石のために2000Gは流石にボリすぎじゃないでしょうかね…。
でもこの人が強化クラブ売ってる!ずっと探してたやつだ!一瞬喜色を浮かべたもののステータスをよく見れば攻撃力は高いけど耐久が20しかない。インベントリの普通のクラブを見てみると耐久が50ある。半分以下かぁ。前作の強化クラブが初心者救済のような汎用性の高い強さだったから期待したものメイスに取って代わるほどではないかなといった感じ。
最上階らしきところまで登ったら最奥にボス部屋の入り口を確認。篝火からの道中が結構長いのでクリアリング作業に取り掛かり周囲を探索して敵を掃除していると奥の小部屋に宝箱を発見。特に深く考えずカパッと開けようとしたらこれがミミックで丸呑みされて死亡…。
そういえば今作では一度も出会わなかったから完全に存在を忘れていたぜ。塔と言えばミミックなんだなフロムソフトウェアは。
気を取り直してボス部屋までの通路の掃除を再開しているとボス部屋の真上の通路に隠し扉のメッセージあり。それでようやくそこに土の塔の第三篝火があることが判明した。今作は本当にプレイヤーメッセージ読んでいると手取り足取り大体なんでも教えてくれるんでネタバレしてほしくないという人は難しいなと思う。
ボスの入り口を守っていた敵を12回倒してソウル稼ぎしながらクリアリングが完了したのを確認したらボス戦へ。毒の妃ミダ。梯子おじさんから塔の奥には遥か昔この地にあった王国の妃がいる話を聞いていたので特に驚きはない。首を左手に持っていることを除けば。
あの首を掲げて目からビーム放ってきても驚きはない。右手の槍は正面突きの出が思ったより早いのが驚いたが盾があればしっかりガードができる。槍による地面突き刺し、連続振りは特にタイミングの癖もなく素直に良ければ回避可能。斧槍で一発ずつ当ててそれ以上の欲をかかないように立ち回ったら初見でもほぼスムースに削り切りそのまま倒せた。
一回だけ左手の頭を手りゅう弾みたいにぶん投げてきたときは焦ったが、投げた頭が爆発するような攻撃ではなくマジで頭を投げつけるだけの攻撃だったのはなんというか……それ投げちゃっていいんだ……っていう。
奥にあるエレベーターを登ったら熔鉄城というエリア。
毒から一転今度は溶岩地帯となっている。この溶岩地帯もある種お約束みたいなものなのかな。案の定、焼けた地面の上に乗ると猛烈な勢いでダメージが入るので前作と同じ仕様の模様。目の前に見えている溶岩地面に落ちているドロップ品は溶岩歩きの指輪が手に入るまでお預けとなる。恐らく奥へ進んで行けば難所かボスがいてクリアで溶岩歩きの指輪が手に入る寸法だろうということで今は見送って建物の正面入り口へ向かう。
敵は直剣を装備した鎧騎士でそんなに強くはない。が、お城の正面玄関を開けようとしたら闇霊デニスが発生。久しぶりのビーム鍛冶師にぶっ殺される。多分、扉を開けようとすると闇霊が発生するイベントみたいなもんだろうと思って今度はしっかり心構えをして正面玄関前に立つ。すると今度は剣闘士シャロンという闇霊が現れる。
あれ?話が違うな…と思いながらもシャロンを倒して暫く待つ。しかしデニスは現れない。どうも気持ち悪いので一度篝火まで戻ってリセットして仕切り直し。もう一度玄関前に行き扉の前に立つと今度は闇霊デニスが侵入してきたので待ってましたとばかりに倒しにかかった。
どうもシャロンは扉に向かって右手側、デニスは左手側にそれぞれスポーン位置が固定で設定されているらしい。つまりここは最初から闇霊二体が前菜として出てくるエリアということ。これってジェルドラと同じ構造ではなかろうか。あそこも名前のついた闇霊が二体固定で配置されていて最深部には特別に大きなソウルを持ったフレイディアというボスがいたと覚えている。これらある意味一定の規則性のあるゲームの構造になっており、几帳面なデザイナーの性格が見て取れるのが面白い。
そこからは経験値稼ぎ祭りだった。
何せ鎧騎士(ドロップ品の名前からアーロンの騎士だと思う)は一体900ソウル。弓矢を装備したタイプは1800ソウルも稼げるのにそれが道中十数体配置されている。最初はアグロした際のリンクが激しくて1対多に苦戦していたが慣れてくると釣って各個撃破の繰り返しで一周2万ソウル以上の稼ぎとなる。
通路の端はボス戦らしき入口があるけど中央の溶鉱炉ルートを使えば城内に至れるので2万ソウル稼いで篝火に戻ってレベルアップを敵が枯れるまで繰り返していたらレベルが15ほど上がっていた。もう何のステータス上げればいいのか分からんけどソウル稼ぎで数字が増えていくこと自体が面白くて延々と雑魚狩りを繰り返していたらアーロン騎士の鎧とか小手が4個も5個も重複するほど貯まった。そういえば今作は装備の売り方が分からない。誰が買い取ってくれるのか知らんけどひたすらインベントリの行が増えていくのでいい加減邪魔くさいのでどうにかしたい。困ってます。
あ、闇霊喪失者はやっぱり登場しました。たぶん、固有ネーム付きの闇霊が配置されているエリアなら最低一回は喪失者の侵入があるって感じなのかな。喪失者は一度倒せば終わりなのか、何度も何度も発生し得るのかは分からないけど闇霊配置箇所と闇霊喪失者はセット運用ということらしい。ということは巨人の森でデニスと出会ったエリアではまだ喪失者とは遭遇していないので再訪すれば発生し得るし、結局喪失者を倒せなかったジェルドラ下層も恐らく行けば喪失者が現れる可能性があるということなのかな。でもそう考えると固有の闇霊がいないっぽいのに喪失者が現れた虚ろな影の森の石像のエリアはなんだったんだろうという疑問も残る。石像で通れない奥部に闇霊の発生ポイントが設定されているのだろうか。私は青教なので闇霊を倒せば功績としてカウントされていっているらしく、たまにマデューラで話をするとボーナスアイテムが貰えるので闇霊さんは割と嬉しいお客さんだ。
城内の奥へ向かうとルートが二つ。天井方面から梯子を登った先の片道切符の台の上から飛び降りた先の通路と、重騎士が陣取って炎を吐くトラップと棘付きトラップが配置された難所。どちらも城の入り口の篝火から相当に遠いのが難点で、構造上どこかに中継点になる篝火がないとおかしいことになる。今のところ溶鉱炉の隣にあったボス部屋の中が怪しい。土の塔ではボス部屋と見せかけて篝火が隠されていたし、今回もその可能性は十分ある。床のメッセージを読む限りはボスか闇霊か何らかがあるようにも思えるが、今作のデザイナーは、恐らくプレイヤーの多くがここで死にまくるだろうなというところをピンポイントで用意して、逆算して篝火の位置を置いてきてる感じなので恐らくこの読みは正しいはず。