ルンバ

Roomba

偶然眺めていたAmazonのタイムセールで5万円を切っていたのでついに購入してみた。これで私もルンバデビューである。

セールのせいで、通常の870よりオプション備品の点数が減ってる廉価版871のほうが値段が高いという逆転現象が起こっていた。まぁ独特な家電製品だし値段もネックだし、家電オタクの掃除マニアや新しい物好きの好事家向けの製品だということでセールになったのかな……という想像が思い浮かばないわけでもなかったが、到着して試用してみたところ思ったより使えたので個人的には良し。しかし案の定ルンバを動かすために、自分で床の片付けと簡単な掃除をするハメになったので、掃除をするための掃除をすることになるという本末転倒というか……。

とりあえず注意点としてはバーチャル・ウォールは思ったよりも信用出来ないということ。端末は単に赤外線を照射しているだけなんだが、電池消費を抑えるために常時照射型ではなく数秒ごとの省エネ照射として機能しているようで、その照射と照射の間の間隔とルンバの走行速度次第では相対距離から赤外線を受信した後の減速が間に合わず、デッドラインを割ってルンバが頭から突っ込んでくるケースが少なからず発生するようだ。同様に、階段前でセンサーにより段差を認識して自動で減速・停止・方向転換の動作プログラムが作動していても、突っ込んできた速度を減速し切れず、頭と車輪の前部が階段から突き出した形でスタックするケースも発生していた。一方でスタックする条件をよく考えて事前に排除した上で利用すると、この製品はとても役に立つ。

あとゴミ箱を僻地に移動させるのは本当に勘弁して下さい。しかも毎回違う場所に押しやられてる。

とりあえずタイマーを設定して、平日で日中の不在中にオートで掃除させるという動作に限って言えば非常に効率が良いので、これは買ってよかったなと思える。これほど役に立つとなると次に欲しくなるのが雑巾掛け用マシンのBraavaのほう。値段がやっぱり高いのがネックであるのに加えて、バッテリーが旧式の耐久性の低い製品なので割高感を感じる。バッテリー寿命がXLifeバッテリー並みになったら迷うことはなかったんだが……。同種のライバル製品が存在しないので欲しくなった時が買い時という奴なんだろうけど、これで買って半年程度で新型バッテリー搭載の後継機種などがリリースされた暁には憤死するぞ。

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