Shark Super Stainless

 評価方法を細分化してみた。満足度と耐久性がほとんど似たようなものだが、総合的な満足度を示す数値と刃自体の持久性は分けて結果を残したほうが、あとで自分で見直したときに役に立つと考えるのでこのような形式に変更した。今年になってからレビューを作り始めたこの替え刃のデータはあくまで自分が過去を見直して将来に生かすために作っているものなので、他人にとっては参考あるいは感想文程度の役にしか立たないと思います。

 さて、今回のShark Super StainlessはLord社の製品の一つです。Lord Super Stainlessと何が違うのか。比較してみると、値段は1GBP高いし初回から刃先の鋭さには瞠目すべき点があるようには思えません。全く違うのは使い心地です。とにかく「痛くない」のです。剃り上がりにアルムブロックを滑らせた後に感じるヒリヒリ感がない。確かにこれは市場の廉価な価格帯において幅広い支持率を得られるだろうことに納得できます。この製品と前後する値段の替え刃は大抵が痛みを伴ったものです。Lord社製のSuper StainlessやPlatinum又はChromeといったモデルでも多少は肌の痛みがあるものですが、製造会社が同じであるにも関わらずほとんど別物です。素人の目にもこの技術を他商品にフィードバックしたり、商品の統廃合しないのかなと不思議に映ります。

 欠点としては初回から刃の鋭さが足りないこと。あんまりスパスパ斬れません。鋸を引くようにゴリゴリ引かないと髭を切断できません。その点ではLord Super StainlessやPlatinumは良く斬れましたし、ジレット等アッパー帯の替え刃と比べると天と地ほど鋭さに違いがあります。やっぱり値段なりという奴でしょう。その辺は割り切りが必要ですね。

値段高くてもいいから性能の良い刃を使いたい=ジレット、安い刃の中で比較的いいものを使いたい=鮫ステンレス、という図式。一応アマゾンジャパンでも取り扱いがあるので入手性は高めの4だけど、恐ろしく割高なのでおすすめしない。

価格(100枚単価)
7GBP
入手性
4
備考
回数
肌当たり
満足度
耐久性
鋭さ
滑らかさ
1回目
4
4
4
3
4
2回目
4
4
3
3
4
3回目
3
4
3
3
3
4回目
3
4
3
2
3
5回目
3
3
2
1
2
6回目
3
3
1
1
3
7回目
2
2
1
1
2
破棄

使用ホルダー:Merkur34C
尚、評価は5段階により最上位得点を5点とする。

価格………100枚購入時の金額
入手性……店頭、通販問わず日本での入手のし易さ。数値が高いほど簡易に入手できる
肌当たり……数値が高いほど剃り上がり時の肌の痛みがない
満足度……数値が高いほど満足度が高い
耐久性……数値が低いほど捨てたくなる。尚、剃り味とは別物
鋭さ………数値が高いほど少ない力でヒゲを切断できる
滑らかさ…数値が高いほど剃り残しが少ない

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