第二次モンハン感想文

 延々とMHP2Gをプレイし続けています。
 理不尽な設定(当たり判定や敵のAI、マップの構造)で結構評価が白黒分かれるゲームだと思います。それにあるAというボスを倒すためにBというアイテム(武器・防具)が必要になり、そのためにはCというボスを倒さなくてはならない、そのためにはDというアイテム(武器・防具)が必要になりそのためにAを倒す必要がある、という無限ループ構造な全体像のゲーム性はロックマンを彷彿とさせます。
 大まかには比較的易しい難易度だと思うのですが、アクションゲームが苦手な人には難しいゲームではないか、というわけで万人向けというタイプではないでしょう。それでもアイテムを駆使したり、多種多様な武器の中から相性のいいものを持っていけば何とか有利に戦えるという救済策もある辺り、ゲームが近代化したんだなぁという感慨を受けます。
 私個人の話をするとカプコンのゲームとはあまり良い相性ではないと思います。カプコンのゲームと言えば魔界村、ロックマン、ストリートファイターII(SFC)くらいしかやったことないんですが、どれもロクな思い出がありません。魔界村は1面に大苦戦し、ロックマンは通常ロックバスター縛りのケチプレイで第二ステージ上がる前後で詰まり、ストIIに至っては波動拳を狙って出せないのでサガット先生に毎回レイプされる始末。ベガ様?片手で数えるほど対戦できたよすごいだろ。エンディングなんて見たことないぜイヤッホーーー!
 とにかくそんなわけで一年前にMHFに誘われたときも「カプコン?それは(クリア的意味で)難しそうだなぁ」という印象でした。ところがどっこい、時代と共にゲームも進化しているんですね。こんな僕でも十分ラストまで遊べました。すごいです。
 ああ、あとはゲームの性質が私に合ってるんだと思う。私は割りとパラメータ至上主義的なところがあって、キャラクターグラフィクスやカッコよさというのには興味なく、ひたすらステータスの数字を上げ続けることを目的に装備を組み立てている節があるので(その辺の例はEQで初期アーマーセットをLv50まで使い続けたとかそういうので分かると思うけど)、とにかく数字として満足して戦い続けることができるのならばアップデートしたいという欲求は湧いてこないんですよね。むしろ装備を揃える、装備を追及するのは過程であって、戦闘行動を目的としてゲームをしている。言わば「手段のためには結果を選ばない」という割りと変人なところがあります。
 その辺の感性とゲーム設定の性質がピッタリ合致して、結果的にこのゲームは楽しんでいるんだと思います。あと今やりたいと思うほどのゲームが他に見当たらないこともあるでしょう。Age of Conanはなんだか微妙そうだし、Warhammar Onlineは年内に出せれば御の字のような進行状況。何よりはオンラインゲームというものが目新しい何かを含まなくなったというのが大きい。今の状況を見るに、わざわざオンラインゲームでなくても普段オフラインで遊べて、偶にネットに繋げば通信対戦で他人とも遊べるというゲームで十分かなーと考えだしました。さすがにFPSやRTSといったジャンルは操作性やゲーム性の問題でPCで遊び続けるでしょうが。
 そんなわけでコンシューマゲームやるじゃん、とモンハンを通じて日本のゲーム機を見直した今日この頃です。

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