DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記15


【鶏は世界を救う】
Champion Harbourの港にて騎士Brutusから昨今トロールの襲撃が頻発していてHigh Hallへ部下のQuintusを向かわせたが音信不通になってしまった。ちょっと行ってみて状況がどうなっているか確認してきてくれないか?との依頼を引き受ける。
久しぶりに真っ当なクエストに思える。
相手は魔物のトロールで依頼主は騎士隊長。魔物が襲撃してくるから迎撃せよというシンプルにファンタジーRPGらしいクエストだ。完璧にテンプレで王道のクエストに涙が出そうになる。これだよ。こういうクエストでいいんだよホント。
もう変化球とか要らないからな。


High Hallに到着するとすぐにQuintusが見つかるがすぐに一匹のトロールが集落に向けて襲撃してくるので迎撃することとなった。
どうやらトロールたちは炭鉱の奥から定期的に徒党を組んで襲ってくるらしく、何度も何度もQuintusたちは防衛のためトロールたちと戦い続けてきたが、いつまでも減らないトロールの兵力に物資も気力もそろそろ底を尽きはじめていたところだった。
トロールの襲撃について詳しい話を聞くとどうやらこのトロールたちの背後には大地の魔導士と名乗るMundusという男が関わっているらしい。奴の専攻は力のルーンに関するもので今回は奴の得意魔法である魔術的な召喚陣を開いてそこから使い魔たちを召喚しているのが原因ということが判明している。ただ奴がその陣を開くのに魔導書を使っているのか何か儀式めいたものをしているのかは不明。Mundusはトロールたちが出てくる炭鉱の最奥にいてそこまで辿り着くのが難しいようだ。そこでQuintusから自分たちの代わりに炭鉱の奥に赴いてMundusの襲撃を止めてくれとの依頼を引き受けることとなる。

しかしトロールが次々襲ってくる炭鉱に単身で踏み込むのか?と言われるとちょっと不安なのでダメ元で誰か援護してくれる者をつけてくれないかと頼んだところ隊員を二人呼び出してくれた。これはありがたかったが、もし彼らが死んでしまえばBrutusから不評を受けることとなる注意をされた。欲を出して要求してみたが、うっかり護衛要素まで入れてしまったのは失敗だったかもしれんと思いながら炭鉱へと足を踏み入れる。


炭鉱の中はたくさんのTroll Babyたちが徘徊しており完全にトロールの生産工場の様相を呈していた。所々に鉱脈が露出した洞窟内で仔トロールを倒しながら進んで行くとバリアされたエリアの手前にルーンキーパーと名付けられた大型の成体トロールがいるのでこれを倒して付近に落ちていたルーンの欠片っぽいものをゲット。

ここで援護の騎士2名と別れることとなり、単身で別の横道から更に奥へと進んで行くと先ほど拾ったルーンを設置できるところがあるので嵌め込んでみたところ更に奥へ進むことができるようになる。行き止まりのリフトを操作して昇降するとMundusと大型トロール2体が控えている区画に到着。

不敵に笑うMundusだったが暗い洞窟でよーく見てみると見覚えのない顔であることに気付く。お前誰?って。
そりゃあ普通Quintusが来たと思うところだろうな。だが私はQuintusほど血の気が多いわけではない。要はトロールたちへの襲撃をやめてくれればいいのだ。
まずはMindreadingでMundusの思考を読み取ってみると、どうやら彼が操っている友情のルーンがこのトロールたちをコントロールするための肝になっているようだ。


このルーンをぶっ壊せば周囲でMundusを守っているトロールたちが暴走してMundusもタダでは済まないことになるのは想像が出来るが、敢えて口八丁でこの場を切り抜けるのがRPGの醍醐味だ。まずはMundusがなぜこんな場所にいてトロールたちに集落への襲撃を指示しているのか問い質す。
すると元々彼には積極的に人を襲う意図はなく単に自分の研究に打ち込みたいだけなので、この炭鉱の奥に住み着くことを許してくれて尚且つ勝手に食事が出てくれば外の世界の人間たちと関わらないようにしてもいいよとのこと。

要するに魔法ニートか。
お前働きたくないだけだろ。
ずっとモラトリアムの時間を過ごしたいだけだろ。

毎日食事が勝手に出てきて好きなことを好きなだけしていられて、誰からも指図されることなく好きな時間に起きて好きな時間に寝られる生活がしたいとか人生舐めてんのか。


これはもう殺すしかないかなーと思いながら会話を進めると選択肢が4つ。

なんか一番上にコイツにとって都合の良いことが書いてある…。

あー!
そういえば結構前に滝の裏の洞窟でチキン部屋があってそこでチキン・ルーンという変なアイテム手に入れていたんだった。陰鬱な洞窟の奥に急に部屋中で鶏が放し飼いになってるところがあって一体なんのための場所なんだろうと分からなかった案件だ。あれがここに繋がっていたのか!

非っっっっ常に不本意だが都合良く手元にこんなアイテム持ってて私には無用の長物なので彼にくれてやることにした。
もうお前はここで一生鶏食ってろ。野菜は自給しろよ。

ルーンをMundusに渡したところさっそく起動させ、この場に次々と生きた鶏を召喚しまくる。
無限に鶏を召喚し続けるこのルーンがすごいのは分かったが、ところでこれ一体どこの鶏を呼び出してきてるんだ?
よく考えたらこいつがこのルーンを使えば使うほど不利益を被る誰かがいるんじゃないのコレ。


ま、まぁQuintusとBrutusにはめっちゃ褒められたから良しとしよう。
農場から鶏が忽然と消える怪事件が起きていても私は知らんぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です