DivinityⅡ Developer’s Cut -Ego Draconis-プレイ日記18


【割れ鍋に綴じ蓋】
Champion Harbourの騎士団長からレッドハンマー氏族のゴブリン討伐の依頼を引き受けてゴブリンの塒にやってきたら横から新しいクエストが舞い込んできた。
Grothと名乗るこの巨大なビホルダーは今回敵ではなくクエストの発注者になる。どうやらこのレッドハンマー氏族に代々伝わる種の歴史を記録するのを生きがいにしている珍しい非好戦的で知的なモンスターのようだ。だが問題が発生しているという。それはこのゴブリンという種は全く自分たちの言語を文字にしたり記録にしたりする気がなく、口伝のみで歴史を語り継いでいるものだからGrothとしてはそれが苛立たしい。

私はゴブリン語は分かんないし今回は何の力添えも出来ないだろうから自分で書き残せばいいじゃん?と尋ねたら「ワイの見た目でどうやって文字書きすんねん!」って逆ギレされた。念動力のような魔法でチョイチョイっとペンを操作したりすることもできないのか。
よくその見た目で歴史学者を気取れるな。ビホルダーなら触手の1本や2本生やしてこい。

Grothの求める人材は、ゴブリンに理解があって、ゴブリン語が話せて、人間語への翻訳とそれを美しくも微に入り細を穿つ文章で筆記できる翻訳家のような人らしい。そんな文学者と学者を掛け合わせたハイスペックな人間Champion Harbourにはいなかったはずだしどうしたものかなぁと思ったが、ふとちょっと前にゴブリンの生まれ変わりを自称する変わった人と話をしたことを思い出した。あれでいいんなら連れてきてみるか。


口もきいてくれないほど怒っていたが今回のクエストが発生したことで会話の選択肢が1個増えた。良かった。この人がクエストに関わってなかったらBellegarでも探し出してきて連れていくしかないかと思っていた。
でもゴブリンの塒に一緒についてきてほしいと頼むと襲われるかもしれないから怖いとか自分は歓迎されることはないと怯えてあまり乗り気ではない様子。うーん、ゴブリンから排斥される恐れが理解できているなら自分がゴブリンじゃないことも理解できているんじゃないのかな。彼のロジックがよくわからない。
まぁ、今回君に用があるのはゴブリンじゃなくてゴブリンの語り部が個人的な用で君を招聘するんだと説得したら急に乗り気になって走って行ってしまった。

まぁその語り部って本当はビホルダーなんだけどな!


レッドハンマー氏族の塒に引き返すと既にGwynはGrothの部屋の仕切りの扉の前に待機していた。すげぇ。お前空飛ぶドラゴンの速度より早くここまで来たのかよ。
しかも既にGrothのことを信奉しはじめていて(彼の主観では)遅れて到着した上に(彼の主観では)Grothに対して頭が高い私のことが気に食わない様子。偏屈なビホルダーの歴史家と自称ゴブリンと主張する半裸のオッサンがこれで揃った。もうお前ら変人同士ずっとここにいろよ。


とりあえず今回は戦闘ナシ。
この二人に関しては平和的で結構なクエストだったが、こいつらが文字にして後世に残そうとしてるレッドハンマー氏族ってさっき私が族長ごと滅ぼしちゃったんだよなぁ…。

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