DivinityⅡ Developer’s Cut -Flames of Vengerance-復讐日記2


【復讐するは我にあり】
かつてBroken Valleyで不動産詐欺を働いて行方不明になっていた男Willyはどうやら戦禍を逃れてこのAlerothの街に辿り着いていたようだ。というかここにこいつの家があって、理由は分からないが暗殺者ギルドの連中が自宅に踏み込んできてとても困っているので助けてほしいという。だが衛兵たちはこのWillyにあまり良い印象をもってないらしく助けるか否かは私任せということになった。当然助けるつもりなんてないので三番目の選択肢を選ぶ。


君を助けることは出来ないこともないけど、ちょっと良い鎧を買うのにお金がないからねぇ…と口を濁すと慌てて財布を開いて小銭を渡してくる。この金でピカピカのヘルメットを買ったらすぐにウチに来てくれよな!と言い残してまた走り去ってしまった。慌ただしい奴だ。でもさ、

500Gってそりゃないんじゃない?

あのさ、今そこの街一番の大市場のとこで武器防具の売り物見てきたんだけど、値札が大体3万~4万ゴールド台なんだよね。
たった500Gで何が買えるのさ。
私のことをBroken Valleyで会った田舎者だと舐めてるとしか思えない。こんな奴を助ける気持ちはサッパリないので500Gはポケットに入れてそのまま他のクエストを見繕うため通りを進んで行く。


道なりに進んで行くと死者の遺体を火葬している兵士とその遺体を生命と死霊魔術の研究のために利用したいという研究者が諍いをしているところに出くわすのでこれを仲裁する。特に報酬はなかったが、今回の章ではこういうフレーバーイベントがあちこちで起きるので結構忙しい。このFlames of Vengeranceは完全に都市の中だけで完結するお話のようだから、クエスト発生キャラが鮨詰め状態で配置されている。
一通りグルっと回っているだけで10個以上新規クエストが増えてしまった。ああ、忙しい。


そうこうしていると再びWillyが走って来て呼び止めてきた。
うざい。
今度はよく切れる斧が欲しいなぁ~と惚けたらまた小銭を渡してこれで早く買ってこいと催促された。

また500ゴールドだぞ

もう分かってきた。かつてBroken valleyにおいて3回騙されてその度に500G騙し取られたということだから、これはもう一回があるパターンだ。


ほら来たぞ。これで3番目の択を取ったらどうせまた500G手渡されるんだろ。でも、もし私がここで3回目の500Gを受け取ってしまったら私もこの詐欺師と同列に序することになるのではないだろうか。高潔なドラゴンナイトたる私がこんな浅ましい詐欺師と並ぶのもまた腹立たしいので、ここで手を打ち奴の家に行ってその暗殺者ギルドのメンバーたちの顔を拝んでみることにした。どうせ同じ穴の狢だろう。


Willyのお宅に入るとさっそくWillyと暗殺者ギルドのBrancussiと仲間たちが揉めている。
ここから英語の難易度がグンと跳ね上がる。普段聞きなれない単語がビュンビュン飛び出してくるのでちょっと理解しきれない。

そう、私は理解しきれていない!!


マダム・イブの店のヌードパーティの招待状の裏面に書かれていた契約についてWillyと暗殺者ギルドの間で認識の相違が起きているらしい。むむむ、何やら股間にビンビン響くキーワードが飛び出してきたぞ。すごく気になるその”No Clothes Allowed”というパーティ。是非行ってみたい。あとでマダム・イブの店とやらを探してみねば。


それはさておきこんな感じで長文で法律系の単語が次々と飛び出して会話が進んで行く。誰も親切にトラブルの問題点を要約してくれないから、ウンウン唸っていると急にWillyが私に話を振ってくる。というか完全にドラゴンナイトの威を借る何とやらだ。
だがBrancussiの言い分を聞いているとそんなに無茶なことを言ってるようには思えない。要はこの都市の契約と法律に則って契約を盾にWillyに問い詰めているだけだ。それにWillyは何ら反論できていないように思える。いまいち両者の会話が理解しきれていないが。


そうしてこの状況で第三者としての意見を求められる。
はっきり言ってさっきから元の契約が何だったのか。Willyはなぜサインしたのか。その契約が履行されたらどうなるのかその点さっぱり説明がなされないまま両者が押し問答をしているのでどちらが正しいとか言われても見当がつかないんだが一つ言えることがある。

Willyが悪い

もう一度言う。

Willyが悪い


発狂するWilly

ざまぁ!!!


まさかドラゴンナイトが味方するとは思わなかっただろう。意外な顛末に驚きながらも上手く事が済んだことに喜んだ暗殺者のBrancussiはWillyの邸宅に居座ってそのまま差し押さえてしまう。あ、家や財産を差し出す契約だったのね。残念だが無一文になったWillyはBrancussiから追手に追跡させる宣言をされれば逃げ出すほかなく、家を飛び出して行ってしまった。
財産だけじゃなく命まで差し出すような契約しちゃってたのか。どんな契約書だったのやら。


事の成り行きでなぜか暗殺者ギルドと交友が出来てしまったが、関係はこれっきりにしてほしいとはっきりお断りするとBrancussiもそれならそれでも構わないと大らかな態度で物品の売買には応じてくれるようになった。まぁ多分彼らに何かお仕事をお願いするようなことは起きないだろう。だがあのWillyに天誅を下せたことは非常にスッキリして気分がいい。

ここで正直に白状してしまうが、これを進めていたとき私はこのクエストの単語と話術が難解すぎて理解が追い付いていなかった。だからある意味その場の雰囲気で応答の選択肢を選んでいた。だから、ふとこの画像が頭をよぎったのでこの結末に何ら反省するところはない。

WillyやBrancussiの言う事が分からなかった。
とりあえずWIlly死刑にしてみた。

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