Half Life2

 長らく放置してきたHalf Life2本編を終わらせた。

 スペック的にはグラフィック設定を高めにしても比較的余裕をもって遊べるようになったのだけれど、このゲームが進まなかった理由は3D酔いにある。これでも色々なゲームをやっているので3D酔いには強いほうだと自負していたのだが、このゲームはまさにそんな私の鼻をへし折ってくれた珍しいゲームだった。よくこのゲームの3D酔い対策として挙げられるのは、①FoV(Field of View)が初期設定では75なので、これを90前後まで上げてやると症状が緩和するとか、②オブジェクトとの衝突をしないようにゲーム内で動くことで三半規管に負荷がかかりにくいように遊ぶ等ですが、私の試したところこの手の小細工をいくらやっても誤魔化しようがないほどに酔います。私が特別相性が悪いのかもしれませんが、遊び始めて2時間ほどで頭痛が止まらなくなり、そうなったら寝るなど、暫く休んで時間を空けないと体調が回復しません。従って生理的な意味で時間制限があるので、少しでもゲームを進めるためには、僅かな時間でも前に進めるように連日短時間プレイで定時ペースで遊べないことの補填としていたんですが、今度はほぼ連日のゲーム中の頭痛と嘔吐感のため精神的なほうに負担が掛かるのか、PCの画面を見るだけで頭痛がしてくるようになります。どう見ても病気です、本当にありg(ry

 そういうわけで月曜日遊んだら火曜日と水曜日は休んで、木曜日に続きを進めて、金曜土曜と再びPC画面から離れるという状態が暫く続きました。でも人間慣れるもんです。不思議なことにそんな限界サバイバル生活を実プレイ時間で見るところの10時間も超えてくる頃には、2時間程度遊んだくらいでは飲み物でも取ってきて休めば回復するくらいに症状に対する耐性がつきました。全く実生活には役に立たないスキルなんですが、おかげさまで以前より3D酔いには強くなったような気がします。ところでHL2ってSteamで度々セールで安値ばら撒きされているので、プレゼントとして嫌がらせしたいあの人に送りつければ相当効くんじゃないかと思います。……ああ、これはいいアイデアかもしれない。

 愚痴ばかりですが、ゲーム内容に関しては真っ当に面白いです。ビークルパートは全体通して尺を取りすぎ、単純に逃げ切るだけパートも尺が長すぎる気がするので、そこをもっと削ってパズルパートや戦闘パートに割り振ったほうがいいんじゃないかなと思う程度です。難易度もゲームバランスも程々に調整されてて特にセーブ&ロードを繰り返して攻略を考えないといけないような部分がないのでテンポはいい。クリアまでの所要時間は私の場合、本編14時間、Epが4時間ほど。ええ、結局大半の時間は3D酔いと戦うハメになりました。上部の画像は絶対どこかで見た覚えがある顔のAlyxおばさん。このキャラの顔を見るたびに女子プロテニスプレイヤーの杉山愛を思い出す。

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