全仏オープンとWarcraft3

 昨夜はちょうどやっていた全仏オープン女子シングルスを観てました。とはいえ途中で寝てしまったのですが、今朝ニュース速報で結果を見て満足。途中1セット目後半から明らかにエナンがバテてたのが分かり、2セット目のクズネツォワの追い込みで3セット目突入かと思ってましたが、案外安定してエナンが勝ち逃げしたようです。
 エナンはウィルス性の病気を患っている中でのあの結果ですからその精神力は鬼気迫るものを感じます。やはり1セット目のクズネツォワがギアを上げるのに時間がかかりすぎたというのも勝因の一つでしょう。2セット目の序盤はダブルフォルトなどのもったいないミスが多かったのですが、バックの切れも良く要所要所でラリー勝ちしていたので底力があるんでしょうね。
ここで無理やり話題をWarcraft3に関連させてみる(w
 スポーツでは良くある話なんですが、例えばテニスの場合ラリーをしながら繋いで繋いでひたすら耐え凌ぐという時間帯はどのゲームでも存在します。Warcraft3も同様に一種のスポーツという肩書きを持ち、この時間帯というのが存在します。前者は感覚的にプレイヤーがここは凌ぐしかないと思うものですが、Warcraft3の場合、理論的にこの時間帯は敵が有利、こちらが有利というものです。ただ私はこの”耐える”というのが非常に難しい性格で、とにかく前衛姿勢でガンガン攻めます。時間帯に関係なく(w
 Orcの場合序盤約10分、ゲームで言えばTier2序盤までは全種族中ダントツで有利な立場にあると言えます。ユニットの特徴も序盤、中盤前半に同時間帯に生産し得る各種族のユニットの中でトップクラス性能のユニットを使えるというのが持ち味で、それ故に初心者には向いていると言えます。また初心者はこのゲームの有利不利を決定付ける時間帯の理解が不十分なこともあって、序盤からプレスを掛けれるOrcというのはユニットの使いやすさ、単純さなどと共に理にかなっているのも初心者御用達種族と言われる理由でもあるはずです。
 一方のHumanはどちらかと言えば大器晩成型。大器晩成型の最も顕著なのはUndeadですが、序盤は凌いで凌いでTier2でMKとCasterが出てからがHumanの本領発揮と言えます。この時間帯までの序盤の組み立てでどれだけ被害を抑えれるかが後半の進化のスピードに繋がり、ひいてはどれだけ早くこちらのペースを握れるかという勝負になってきます。ここでHumanはできるだけTier1を穏便に過ごしたいところなんですが、前述の通り私は”耐える”というのが苦手です。ついついTier1のFootしか出てない段階で下がるべきところを突っ込んでしまいがちで、故にその突破力のあったOrcの場合勝ち星が拾えたのですが、Humanの場合序盤の性能差から例えばOrc相手には逆にユニットを削られ削られきついものになってしまっています。意識して下がることを心がけていますが、あまり早すぎる撤退も敵に何のダメージも与えられないままに終わるだけの時間の浪費にしかならず、もう少し意識的なハラスメントを行えれれば…と思うことが多い。
 昨日から20日ぶりにWarcraft3を再開。目下5勝1敗という好成績です。実力的には一ヶ月前の2割減というところですが、この20日のクールダウンの間に考えていた意識的な面やリプレイを見ての戦略的な転換などを地味にこなしていれば、ある程度動作は危うくても勝ち星を拾えることが確認できて満足です。特に耐えるというのを意識的にやっていると、2nd潰しなどでジリ貧にして勝つということができるようになりました。あと改善すべき点は戦闘時に相手と自ユニットを見てHPの減ったユニットを逃がす動作が上手くなれればもっと勝てる試合が増えるはず。まだまだ目に見えて改善点があるのは嬉しいところでもあり、これが無くなってしまうとプロの言う、完全なセンスと種族だけのカオスに突入しそうでもあり、戦々恐々な年頃です。

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