どうやら王のソウルを集めて火の炉を継承すると亡者が成仏しない不思議な世界の法則が崩れ、全ての死者は天に召されるようになるらしい。要は現在のこの世界は三途の河原のような場所だから主人公が世の理を変えようという世界救済の物語ということなのかな。
全っっったくストーリーテラーがいないもんだからあてもなくボス倒して回るゲームだと勘違いしていた。
ちゃんとストーリーがあったんだね。
アノールロンドから直通されている門にやってきた。狭い一本道を全身金属鎧の猪が守っている。以前不死教区で遭遇したときは物理攻撃には滅法強く苦労したが、属性武器を手に入れた今となっては属性ダメージを蓄積するとあっという間に倒せる。
公爵の書庫に到着。ここから先は不死教区や最下層に単独で配置されていた魔法使いが常設mobとして配置されている。篝火でリセットする度にリスポーンする上に魔法攻撃が馬鹿にならない威力でかなりの脅威になっている。クリスタル骸骨の歩兵と弓兵もなかなか鬱陶しい上にこれら三種がそれぞれ遠近攻撃で互いの距離をカバーし合うかのように配置されているのがエグい。
書庫を突破して奥へ進むと白竜シースとのボス戦が開始。
でもシース本体に近づく手段がなくどういうギミックなのか分からないうちに床前面を範囲に巻き込む結晶のブレス攻撃で連続大ダメージを貰ってしまう。散々逃げ惑うも本当にギミックが分からなくてエスト瓶を使い果たしてしまって死亡。一撃も叩けないってどうなってんのと混乱していると、
見たことない場所でリスポーンした。すぐ脇には篝火。転送は不可。
つまりあれは負けイベントでここからリスタートっていうことなのかな?それとも何らかの手段で倒せる方法があって、倒して進む裏ルートとの二択っていう”あるある”パターンなんだろうか。
牢獄の鍵を居眠りしている蛇人から奪い取って脱獄すると音楽が鳴りだして下層からクトゥルフ系の見た目のmobが溢れかえってくる。そしてそれらから逃げ出すように一目散に駆け上がっていく蛇人たち。あの蛇人が俺のことを無視してまで逃げるってことはヤベーやつじゃん。っていうことで蛇人と並んで一緒に逃げる。逃げて逃げて一番上の梯子を昇った先の大扉は鍵が掛かっていて行き止まり。さようなら蛇人の友よ。君たちはあのクトゥルフの神々の眷属たちの生贄になってくれたまえ。
蛇人たちを殺して死体を梯子の下に投げ捨てると化け物たちは蛇人の死体に一斉に群がる。それを囮にダッシュで下層へ駆け出す俺。
追ってくる化け物。
必死に逃げる俺。
多分この鳴り続けている音楽を止めないとヤバイ奴だ。というわけで必死に逃げ回って蛇人が起動させたオルゴールを止めることに成功すると、化け物たちの動きがピタリと止まる。こちらから手を出さなければ追ってこなくなったことを確認したら一匹ずつ倒して一掃。それから落ち着いて閉じ込められていた付近を含めて一帯を探索して順路に沿って進む。
また書庫に戻ってきた。
入口の時と同じように立体構造になっていて、多数のクリスタルスケルトンと魔法使いが配置されている。油断すると剣スケルトンと弓スケルトンに削られたところを魔法使いのマジックアローが飛んできて雑魚戦とは思えない苦戦をするので慎重に立ち回りつつ書庫を突破。3個目の篝火と書庫外周への出口を発見してようやくこのエリアを脱出することが出来た。あの魔法使いの相手をするのは本当にしんどい。
庭にはクリスタルゴーレムが大量に配置されている。ゴーレムの索敵範囲は思ったより広いらしく次々とaggroしてくるので捌いていくと次のエリアへの入り口を発見。
結晶洞窟
見えない足場は降り注ぐ白い結晶で確認可能。透明の床は他プレイヤーの落書きのおかげもあってすごく分かりやすいけど降り注ぐキラキラした白い結晶はランダムに降り注いでいるためたまに確認できない箇所があるので、そういう時は地面に向けて矢を射ると足場があればその場に矢が刺さって残るのを目印に足場を進む。
こっちからちょっかいを出さなければnon-activeな月光蝶(量産型)は無視。見えないけど滑らない床と、見えるけど一歩踏み外すと滑り落ちる足場を交互に渡りながら進む。一番奥まで進むと足が4本あるホタテ貝の群れに遭遇。硬いし強いしaggro範囲が非常に広いらしく大抵が2匹同時に襲ってくる。狭いエリアも相まってかなりの難所で最初は次々とaggroされて囲まれて攻め殺された。体力も多いし難所だが慎重に少数ずつ釣って処理していく。その奥は霧が足元を覆った上に人のシルエットらしきものが見える行き止まりの広間。
部屋に入った途端カットシーンを挟んでいきなり白竜シースとのボス戦開始。
今回は白いモヤもなく完全に不意打ちの開戦。ただし今度はちゃんとシースの体に近づけるのでザクザク斬ってみるがやっぱりダメージが入らない。ダメージは出るが即時回復されているらしい。
ダメージが通る部位と通らない部位に分かれているのか?と思って全身一通り斬りつけてみるがどこも同じ仕様らしい。
ところで3本あるのは全部足なんだろうか。すごく竜として気持ち悪い下半身してるように見えるんだが。
全然ダメージが入らないのでまた負けイベントなのか?と思っていたら、ふと一番奥に光り輝く棒があるのを発見。これを動かすか壊すかすればどうだろう?と思ったところ、これが正解だったらしい。
改めてシースに攻撃を入れると今度はちゃんとHPが減っていくのを確認したので一気に倒すべく火力を集中させていると突然HP8割から即死してしまう。
篝火に戻されたところ「呪死」という死に方をしたらしくHPが半減したという注意書きが表示された。呪死を回復するアイテムを買っていたのだが使い道が分からなかったんだが、どうやら今この時にこそ使うべきものらしい。
買っておいて良かった。
呪死というゲージが貯まり切ると自分のHPの現在値が如何に関わらず即死するというシステムなのかな。どうやって防ぐのかもよく分からないので貯まり切る前に殺す作戦でシースに再挑戦。そして見事に相打ちとなった。ボスと相打ちになるのは初めてだけど、こういう時どういう扱いになるんだ?と思っていたらその場に獲得したソウルを残した状態でボスは討伐完了フラグが立っているらしい。もう一回やり直せと言われても別に構わないけど、これソウル回収までの道中で死んでいたら6万がパーになっていたわけか。怖い怖い。