マデューラへ戻り4つの偉大なソウルを揃えたことを報告すると、マデューラの篝火の管理人さんも意味深なことを言うばかりで具体的にどこへ行けとも指示をくれない。
これは困った。僕は指示待ち人間なのでこういうとき指示がないとどこへ行けばいいのかさっぱりわからなくなる。とりあえず第一に思い当たるのは巨人の森や虚ろな影の森でタワーシールドを手に持つ重装兵が守っていた大扉。王の証を持ってこいと言っていたので4つのソウルを持ってのこのこと歩いて出向くが相変わらずうんともすんとも言わない開かない。
それから一旦三叉路まで戻って今度は冬の祠へ。
以前は何の反応もなかったが今回扉前でアクションボタンを押すとずっと開かなかった扉が開門した。そして中には蛇のテレポート台が一つと更に奥へ抜ける出口の扉がある。テレポートで試しに飛んでみたがどこか知らない吹雪のど真ん中に案内されて困ったのですぐに冬の祠へ出戻る。得体が知れない場所を進むのは躊躇うし、視界が効かないのは虚ろな影の森の霧ゾーンを彷彿とさせるので嫌な予感がするからだ。
テレポート台は無視して冬の祠を抜けて道なりに奥へと進んで行くといくらか敵を倒した先に王城ドラングレイグ。
いよいよラスボスが近づいてきたなっていう感じがする。
道中石像化した敵たちから逃げたり倒したりしながら正面の門から城の内部へ。
正面階段を登った先には宰相ベラガーがいて最初は記憶や認識が錯乱していて会話が不自然だったが最後まで話を聞くと、今ドラングレイグの王はここにはいないらしい。ただドラングレイグ王がもっともソウルに近づいた者だとのことなので、今作もラスボスはやはり火を継いだ者なのかなと思った。
王城の内部にはあちこちに兵士たちの石像が並べられており、近づくとそれらの一部の石化が解かれて敵として反応してくるという仕様らしい。奥へ進んで行くとすぐに篝火を発見したのでここを補給線に城内の探索を始めることにした。
篝火をでてすぐの広間は大量の石像系mobとソウル仕掛けの扉があるので全部解放してみたら中からちょっと強くてスタイルのいい槍騎士が飛び出てくる。かなり攻撃力が高く、振り抜いた槍がほぼ背中まで判定が残る仕様で少なくないダメージを負うが、斧槍の威力が高いのでたくさんソウルをくれるいいお客さんになってくれた。合計5体配置されているので一周1万5000ソウルと雑魚を倒しながら探索して、よくわからない椅子に座ったNPCなどと会話しながら城内を探索していく。
敵はほとんど石像と化してオブジェとしての石像に紛れ込んだ形で配置されているのが厄介だったが、石像状態でも攻撃するとちゃんとダメージが入るのが分かったのでそこら中の石像を叩いて回ることになる。ちなみにミミックチェックとして宝箱を見つけたらそれぞれグーパンで一発殴っている。アノールロンドのパターンから予測するとこの城にもきっとミミックが仕込まれているはずだ。間違いない。
この女性の絵画は近寄ると猛烈な速度で呪いゲージが溜まっていくヤバイ調度品だった。毒の妃ミダは確か遥か昔に滅亡した国の王妃だったと聞いたし、これはきっとこのドラングレイグの王妃なのだろう。でも近寄ると呪われる肖像画ってもうなんかこの人がラスボスですよとでも言わん限りの自己主張だな。
そのまま進むと闇霊喪失者と無名の簒奪者が現れるのでこれを撃退。その後進んだところで狭い階段で前後に挟撃されて死亡し、更にリカバリで戻っている最中足を踏み外して落下してしまい稼いだ万単位のソウルをロストするショッキングな事件などを挟みつつ二つ目の篝火に到着。
そこから進んだとこで遠目に王妃デュナシャンドラと会話。やっぱりこの国はドラングレイグ王がはじまりの火を継いで建国したものらしい。そしてなぜか私にドラングレイグ王の元へ行きなさい。王は二人と要らぬと物申す妃殿下。まるで私にドラングレイグ王を倒してもらいたいような物言いに少し不信感を抱く。やはりこの妃が黒幕なんじゃないの?
妃と分かれ先に進むとすぐにボス戦の靄があり、入口には2体いるとのアドバイスが書き込まれている。
おおお!お城で複数戦となるとオンスモ戦を思い出させるので期待値が上がる。
やっぱりお城で戦うボス戦は2対1のお約束なんだな。うんうん、分かってるじゃないか。
一度篝火に戻って準備を整えてボス戦へ。
竜騎兵?
二体いるけど”あの”竜騎兵?
何かすごいギミックでもあるのだろうか?と思いながら正面に構えた1体目と戦っていると背中に太い矢を射掛けられて妨害され死亡。でも竜騎兵の体力ってそんなに高いわけではないらしく、斧槍一発で15~20%ほどダメージが入るんで、二回戦目は動き回って援護の矢の的を絞らせないようにしながら立ち回ったらサクッと一体目が倒れ、なんか流れで二体目もスルっと倒せてしまった。
うーん、多人数ボス戦ってもっと難しいものを想像していたのにこれはなんというか酷い肩透かしを食らったような、あるいは狐に化かされたような気分だ。
多分、今作の複数戦で一番難所だったのはあの大ネズミ戦だぞ。
ネズミだぞ?
それから奥へ行きギミックを解いて中央のエレベーターを稼働させる。帰りの屋上では前作以来久しぶりのガーゴイルさんが配置されていてニッコリ。お城の屋外にガーゴイルが配置されているのも定番ネタなんだな。お約束をちゃんと守っていて偉いぞ。ただここまでプレイ時間50時間に近づこうとしている中で若干ゲームに飽きてきた面がある。そろそろラスボスと戦って終わりにしたい。
お城を進むと今度は鏡の騎士というまたしても重騎士系ボス。
気が付いたら斧槍持って技量系戦士キャラになっちゃってるんだけど、本作って打撃系の武器使ってたらすごい楽になりそうな敵が多い気がする。ただ打撃系武器で最優秀と言われていた強化クラブがあの耐久の有様だし、メイスは射程が短いし。脳筋プレイするなら普通のクラブとかグレートクラブを使うんだろうか。
鏡の騎士は本体はあまり強くないんだけど体力を半分ほど削ると左手に持つ鏡の盾から小型mobを召喚する特殊能力持ちらしく途中から複数戦になる。だがまぁ、やっぱり本体の動きがトロいのでこれといって脅威でもなく雑魚を倒して本体を叩いていたら二度目の召喚を待たずに討伐完了。
流石にそろそろダレてきたからラスボスさんはよ出てきて。